「量子コンピュータ株」はAI・半導体の“次のトレンド”となるか!? ストップ高で〈東証プライム・値上がり率1位〉に輝いた関連銘柄の正体【先週末動いた個別株】
東証プライム市場に上場している個別株式について、2026年5月22日(金)の騰落率ランキングをお伝えします。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:フィックスターズ〈3687〉……前日比+400円(+25.48%)/終値1,970円
【売買材料】
当日午前11:30ごろ、同社はグループ会社が展開する量子コンピューティング向けソフトウェア開発環境「Fixstars Amplify SDK」で、拡張機能「Amplify Quantum」の提供を始めたと発表。これが材料視されストップ高まで買われた。なお、NY時間21日、米商務省がCHIPS・科学法にもとづき20億1,300万ドルを出資する意向表明書(LOI)9件に署名したと発表。こうしたなか10億ドルを受け取るIBMが米株市場で急騰しており、この日の国内株式市場でも、フィックスターズをはじめ量子コンピュータ関連銘柄が物色された。
2位:日本ケミコン〈6997〉……前日比+442円(+15.12%)/終値3,365円
【売買材料】
同社は当日、車載SRSエアバッグ装置およびAIサーバー用途に最適なリード形アルミ電解コンデンサー「LBYシリーズ」を開発したと発表しており、これが買いを集めた模様。
3位:日東紡〈3110〉……前日比+3,290円(+14.94%)/終値25,310円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。今月7日に年初来高値(31,950円)をつけてから下落基調が続き、20日(水)には21,090円まで下落していた。こうしたなか、値ごろ感が意識されてか前日の21日(木)に反転している。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:楽天銀行〈5838〉……前日比−633円(−11.55%)/終値4,847円
【売買材料】
2日連続で東証プライム市場の値下がり率1位。5月20日取引時間終了後、同行は楽天カードおよび楽天証券ホールディングスについて、株式交付により完全子会社化すると発表。本再編により同行のEPS(1株利益)は418円76銭(26年3月期決算基準)から296円となることから、EPS低下への懸念や将来的な需給面悪化への不安を嫌気した売りが続いている模様。
2位:FIG〈4392〉……前日比−196円(−9.89%)/終値1,785円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。同社株価は今月7日の終値(349円)から、わずか7営業日で389.68%高と急騰していることから、この日は短期筋の利益確定に押されたとみられている。
3位:東洋製罐グループホールディングス〈5901〉……前日比−348円(−8.01%)/終値3,996円
【売買材料】
当日は特段個別の売買材料見当たらず。同社株価は5月に入って急速に上昇していたことから、調整売りが出やすかった。

