縮んだり型崩れなどの失敗を防ぐには?「おうちクリーニング」を成功させる2大ポイント


【画像で見る】まず見てほしい!洗濯表示の「おけ」のマーク

冬物を自分で洗うと、縮んだり形崩れしたりしそう。かといって、クリーニング代は高いし…。でも大丈夫! コツさえ押さえれば、おうちで気持ちよく洗えます。 冬物衣類、おしゃれ着、寝具も、おうちで失敗なくキレイにできて、クリーニング代まで節約できる、洗濯の基本をご紹介します!

ハナさん


教えてくれたのは▷ハナさん

おうちクリーニング研究家。20年以上、自宅クリーニングを試行錯誤。「誰でも家庭で洗える」をコンセプトに洗濯情報をHP「ハナの洗濯ラボノート」で公開。Yahoo!ニュース エキスパートとしても発信。

クリーニング代を節約したい!おうちクリーニングを成功させる2大ポイント


■洗濯の基本を守れば失敗せずに洗える!

洗濯で失敗すると、プロに頼りたくなります。でもクリーニング代は痛手。少ししか着ていない服は、そのまましまいたい気も。

「一度でも袖を通せば、汚れはつきます。そのまましまうと、来シーズン着ようとしたとき黄ばみやシミが出てくることも。衣がえの前に洗うのがおすすめです」と、おうちクリーニングに詳しいハナさん。

「洗い方や干し方の基本をマスターすれば、コートやスーツも洗えます。洗濯表示に従い、失敗したくないものはプロに任せるのが大前提。私は自己責任で水洗い不可でも洗うこともあります。買い換え直前の服で経験を積むと、コツがつかめてきますよ」

洗濯の基本を守れば失敗せずに洗える!


■おうちクリーニングを成功させる2大ポイント

おうちで洗えるかどうかを確認する「洗濯表示の見方」と、「デリケート衣類の洗い方」を知っておくことが、おうちクリーニング成功への最初の一歩!

■1.選択表示をチェック

1.洗濯表示をチェック


衣類には衣類を洗うときの方法や注意点を示した「洗濯表示」がついています。まず見てほしいのは、おけのマーク。ここに×マークがなければ、おうちクリーニングOK!

洗濯表示のおけのマークをチェック!


おけに水:洗濯機洗いOK

通常の洗剤、コースで洗濯機洗いOK。数字は洗濯液の上限温度。

おけに手:手洗いOK

洗濯機の摩擦に弱いデリケートな衣類。やさしく押し洗いすればOK。

おけに下線:洗濯機ウールコース推奨

洗濯機の摩擦に弱いデリケートな衣類。やさしく押し洗いすればOK。

おけにバツ:水洗い不可・ドライクリーニングへ

おうちでの洗濯は諦めてプロにお任せ。失敗してOKな服なら挑戦もあり。

■2.洗濯機・手洗いの「洗い方」を知る

2.洗濯機・手洗いの「洗い方」を知る


□汚れがひどい部分を手洗いする

汚れがひどい部分を手洗いする


袖口などの汚れは予洗い。「おすすめはウタマロ石けん。汗ジミや皮脂汚れがよく落ちます。緑色が消えるまでもみ洗いを」

ウタマロ石けん¥251/東邦


通常の洗濯では落ちにくい衿や袖の皮脂汚れや、靴下の泥汚れなど、頑固な汚れに強い部分洗い用洗濯石けん。汚れになじみやすく生地を傷めにくい! ウタマロ石けん¥251/東邦

■【手洗い】

□洗濯液を作る

バケツやシンクに水、または30℃以下のぬるま湯を張ります。おしゃれ着用洗剤を表示の使用量に従って溶かしましょう。

□やさしく押し洗いする

やさしく押し洗いする


もんだりこすったりすると、縮みや形崩れの原因に。「10〜20回、やさしく押し洗いすれば充分汚れは落ちます。洗剤の力を信じて!」

□脱水→すすぎ→脱水で洗剤をオフ

洗濯機で1分脱水→新しい水ですすぐ→再び洗濯機で1分脱水。ビーズやビジューつきの衣類は、タオルに挟んでタオルドライ。

■【洗濯機】

□洗濯ネットに入れる

洗濯ネットに入れる


形崩れや摩擦による毛玉を防ぐため、裏返して洗濯ネットへ。「ネットはジャストサイズを。大きすぎるときは余った部分をまとめてゴムで縛って」

□ウールコースで洗う

おしゃれ着用洗剤を使用。ウールコースで洗い、脱水は1分で止めること。「洗剤残りは黄ばみの原因になるため、すすぎは2回が◎」

■【洗濯機・手洗い共通】形崩れしないように陰干しする

形崩れしないように陰干しする


スーツは厚みのあるハンガーなど、衣類に合う方法で陰干し


ニットは平干し、スーツは厚みのあるハンガーなど、衣類に合う方法で陰干し。直射日光は、紫外線が染料を分解して色あせするので避けて。

※記事内の「ウールコース」はデリケートな衣類を洗うためのコースを指し、洗濯機によって名称は異なります。

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ニットをおうちクリーニングしていましたが、洗濯ネットのサイズは全く気にしていませんでした。ジャストサイズのものを使って、形崩れや毛玉を防ぎたいと思います。

撮影/ハナ イラスト/島内美和子 編集協力/及川愛子

文=徳永陽子