車内の温度上昇を抑えるサンシェード。今夏は「放射冷却」に期待したい
そろそろクルマのサンシェードが欲しくなる季節です。
カーショップやネットを見ると、蛇腹式、傘式、ポップアップ式といろいろなモデルが並んでいますが、サンシェードの目的である「車内の温度上昇を防ぐ」「ハンドルやダッシュボードの表面温度を下げる」に関しては、どんな違いがあるのか、特徴があるのかはっきりしません。
そんななか異彩を放っているのが、カーアクセサリーの老舗、セイワの「放射冷却生地ラディクール採用サンシェード」です。
「放射冷却」を実現したサンシェード
「Radi-Cool(ラディクール)」とは、ラディクールジャパン株式会社が開発した放射冷却マテリアルで、太陽光を反射する既存の技術と放熱技術を複合することで生まれたテクノロジー。エネルギーを使用せずに、受けた熱を効率よく放熱する「放射冷却」を実現するといいます。
製品表面への蓄熱を防ぎ、なおかつ裏面の熱も吸収、放熱も可能にしたという、クルマのサンシェードにはもってこいの技術なのです。
折り畳み傘の要領で簡単にセット
セイワのラディクール採用サンシェードは、折り畳み傘型、ポップアップ式の二種類がありますが、車内のドアポケットにコンパクトに収納したいので、折り畳み傘型をチョイス。
畳んだ時の見た目は大きな折り畳み傘といった感じ。付属のケースから取り出し、ベロクロで止められたストラップを外して、リングをひっぱるだけでシェードが広がる仕様。折り畳み傘の要領で簡単に使うことができます。
リングにつながるシャフトはひも状になっているため、ダッシュボード上のモニターにも干渉しないのがポイントです。広がった傘の骨の先端にはバネが仕込まれていて、車の屋根を支える柱であるフロントガラスのの横にあるピラーにしっかりとフィットするのもうれしい点。インテリアを傷つけることなく、ウィンドウにぴったりと装着することができます。
ラディクールが使われている白い面を外向きにセットし、サンバイザーで固定すれば装着完了。車内で広げることもできますが、一度車外で広げた後に車内に持ち込んでセットするのがスムーズです。
まだ効果は実感できていませんが…
気になるスペックは、UV紫外線カット率99.9%、遮光効果99.99%以上。遮熱効果は60%以上で、炎天下での車内温度の上昇を抑えることができるとセイワはアナウンスしています。実際に使ってみましたが、まだ本格的な暑さが到来していないこともあり、ラディクールの効果は実感できていないのが正直なところです。
日産自動車もカーアクセサリーにラディクール技術を採用していて、車外取付タイプのサンシェードをラインアップ。ラディクール技術の効果で、一般的なサンシェードよりも駐車中の車室温度を10度以上下げる効果があったと報告しています。
日産の純正サンシェードは車外取付タイプなので、セイワのサンシェードとは異なりますが、暑くなる夏は、ラディクールの恩恵を期待したいところです。

