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 ◇ナ・リーグ ドジャースジャイアンツ(2026年4月22日 サンフランシスコ

 ドジャース大谷翔平投手(31)が22日(日本時間23日)、敵地でのジャイアンツ戦に「1番・投手兼DH」で出場し、6回5安打無失点、7奪三振と完璧な投球を披露した。打線の援護に恵まれず、今季3勝目はならなかったが、チームが勝つ確率を高める完璧な投球内容だった。。

 初回からエンジンは全開だった。先頭のアダメスを外角98.9マイル(約159.1キロ)直球で見逃し三振に仕留めると、次打者・アラエスには左前打を許したが、3番・チャプマンをスイーパーで空振り三振。2死一塁からディバースに中前打を許し、得点圏に走者を背負うも、5番・シュミットをスイーパーで空振り三振に仕留めた。2安打を浴び、21球を要したが、アウトは全て三振で奪う最高の立ち上がりとなった。

 2回には先頭の李政厚(イ・ジョンフ)を外角100マイル(約160.9キロ)直球で空振り三振。2死からギルバートに対しては左足を上げた直後、本塁方向へ体重移動するまでに一瞬の間を空けた。タイミングをずらし、98.7マイル(約158.8キロ)直球で一飛に打ち取り、3者凡退でこの回を終えた。

 2回から3イニング連続で3者凡退。球数も5回を終えて、68球と抜群のリズムで危なげなく回を重ねた。0―0の6回、2死から二塁内野安打と一塁線を破る二塁打を許し、二、三塁とこの試合初めて三塁に走者を送った。勝敗の分岐点で、大谷は全力で腕を振る。シュミットを外角スイーパーで空振り三振に仕留めると右拳を握り、力強くガッツポーズを繰り出した。

 直球の最速は100.6マイル(約161.9キロ)を計測。100マイル超の直球は7球を数えた。威力あふれる直球を軸に、スイーパー、スプリット、カーブを効果的に配球し、相手打線に最後まで的を絞らせなかった。

 前回登板の15日(日本時間16日)メッツ戦では、登板2日前の死球の影響で打者としては出場せず、エンゼルス時代の21年5月28日以来、5年ぶりに投手に専念した。5回に今季初の自責点を記録も、日本の先発投手最長となる32回2/3連続自責点0をマーク。6回2安打1失点、今季最多10奪三振で2勝目を挙げた。

 1783日ぶりの“一刀流”について「イニング間がやっぱり長く感じるので変な感じはした」としながらも「いつもより打者に対しての対策を取る時間は多かった」とメリットも口にしていた。