テレビ金沢NEWS

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石川県白山市の工場周辺の井戸水から国の指針値を上回る有機フッ素化合物・PFASが検出された問題。先日、工場から離れた場所でも検出が確認された中、水道水の安全を守る最前線を取材しました。

金沢市の末浄水場。

ここで浄水処理された水が、金沢市内に水道水を供給されています。

その検査室で日々、行われているのが…

金沢市企業局・口田 直彦 上水課長:
Q. 何の検査をしているのか?
「水の中に、一般細菌がどれくらい含まれているか、という検査をしております」

安全な水を供給するための、さまざまな検査です。

その「水質基準項目」に今月から追加されたのが、有機フッ素化合物・PFAS。

こちらでは、義務化される前から年に2回、PFASの検査を行っていましたが、今月からは年に4回に増やして対応します。

ことし2月、白山市内の工場の地下水から、国の指針値を上回るPFASが検出。

その後、石川県が行った水質調査では、周辺の54か所の井戸で国の指針値を上回っていたことが確認されています。

さらに、おとといには、工場から離れた地域でも検出されたことが明らかになりました。

その原因について専門家は…

金沢大学物質化学系・長谷川 浩 教授:
「2つの可能性が考えられると思うんですけど、1つは、いま見つかっている工場から徐々に地下水を通じて、広域に広がっている可能性。もう一つは、どこか別のPFASの濃度が高い汚染源から入ったということが考えられます」

金沢大学物質化学系・長谷川 浩 教授:
「20年、30年前は、日常的に消火訓練したときには泡消火剤を使ってました。その中にはPFASがたくさん含まれていたんですけど、そのころ規制がなかったので、それを土にそのままにしておいたりとか、捨ててたと思います。それがもし仮に残っていたとすると、土の近くには地下水の中でPFASの濃度高いことは十分あると考えられます」

長谷川教授は、仮に指針値を上回るPFASを含んだ水を摂取していたとしても、ただちに体への影響があるものではないとし、過度に恐れる必要はないとしています。