《Expo Legacy》タカラベルモント『美の世界』本社ロビーへ移設 コシノジュンコさん絶賛
大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」内に出展していた理容・美容機器メーカー、タカラベルモント(本社・大阪市中央区)が、万博開幕から1年の4月13日、立体展示物『量子飛躍する美の世界』を本社ロビーへ移設した。

この取り組みは、大阪・関西万博を一過性のイベントとして終わらせるのではなく、その価値や記憶を次世代へ継承することを目的とした“サステナビリティアクションプラン”(持続可能性の社会実現に向けた行動計画)の一環。

タカラベルモントは1970年、2025年の万博に参加。2025年は美容と医療が融合した「ミライのヘルスケアサロン」をかなえる「真の美しさとは何か」を問いかけた。
展示ブースでは、カラフルな374個の多面体を組み合わせた立体造形が輝いていた。


■GWに本社ロビーを一般公開
大型連休の5月1〜6日に一般公開される(入場無料)。出展ブースの設計図をもとに、同社の従業員が45日間きかけて手作業で行った。展示物はパネル型で、幅4.7m、高さ2.2m、奥行き0.7m。


会場ではこのほか、人気を集めた海外パビリオン・ヨルダン館、チリ館のコンテンツを展示。

さらに、関西パビリオンの京都ゾーンに出展した京菓子メーカー・鼓月(京都市伏見区)が、会期中に展示・試食体験を行った“スポーツで活躍する新しい和菓子”エネルギー補給羊羹「anpower」「anpowerカフェイン」「anpowerバナナ」の展示と、万博会場では実施できなかった販売もある。


また、京都ゾーンの壁面に使用された「瓦」の展示、スタッフの制服「アテンダントユニフォーム」の展示・試着体験、京都ゾーン限定のステッカー(非売品)の配布も予定している。

このほか、万博サウナ「太陽のつぼみ」を設計・施工した、膜構造物のリーディングカンパニー・太陽工業(大阪市淀川区)による、シグネチャーパビリオン「null²(ヌルヌル)」(メディアアーティスト・落合陽一氏プロデュース)の鏡面膜も公開される。


コシノジュンコ氏が1970年大阪万博以来、55年ぶりに手掛けた『量子飛躍する美の世界』の未来感あふれるユニホームは、白とシルバーを基調にしたアシンメトリー(左右非対称)なデザイン。

立体的なジャケットや帽子には、メタルプリントや金属繊維で光沢を出した生地を組み合わせた。


これら大阪・関西万博のスタッフユニホーム50着は、2026年3月から全国の小・中・高等学校、服飾デザイン・理美容分野の専門学校に寄贈されている。
■「大阪は万博に合う土壌が レガシーを形に」コシノジュンコさん

コシノさんは移設セレモニーで、「私もタカラベルモントも2度目の万博。大阪と万博は切っても切れない関係があり、大阪の挑戦や前向きな姿勢が、万博の理念に合ったのかも知れない。一つの実験場である万博で挑戦できたことは素晴らしい。今後はレガシーを見える形にすることが重要」と話した。


