海外赴任先は“日本で不要になった人”の吹き溜まりだった「中国に居るのに中国語も英語も話せない」同僚たちにウンザリした男性

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海外赴任といえばエリートの証と思われがちだが、必ずしもそうとは限らないようだ。まるで左遷先のような職場で孤軍奮闘し、結局は会社に見切りをつけたというエピソードが寄せられた。

関東在住の50代男性(ITエンジニア/年収800万円)は、中途採用で入ったメーカーでの苦い経験を振り返る。男性は、ヨーロッパのチームが開発した新製品を海外で売り込むため、営業の最前線に立つべく中国の製造工場へ赴任したという。

「現地でのやりにくさは多少覚悟してました」しかし……

だが赴任前から、現地の日本人スタッフについては良くない噂を聞いていたようだ。

「日本本社の同僚から、その工場の日本人は日本で不要となった方が殆どと聞いていたので、現地でのやりにくさは多少覚悟してました」

そして赴任先で直面した現実は、想像以上だった。

「彼らは中国に居るのに中国語どころか英語も話せない、工場は基本日本の樹脂工場の製造技術を持ってきただけなので、安定的な品質の製品を日程通りに導入するだけの簡単な業務の為、残業もしない」

言葉も通じない国で、簡単なルーチンワークだけをこなして定時で帰る駐在員たち。「更に問題が起きれば『現地人のせい、日本のサポートがない』と、他力本願な考え方」だったという。先頭に立って専門性の高い製品の営業をかけたい男性とは正反対のタイプばかりだっ

「現地上司も無能なのでこなせるわけもなく」

極めつきは直属の上司だ。男性いわく「最悪なタイプ」で、明らかな嫌がらせをしてきただけでなく、ついには私生活にまで影響を及ぼすようになったという。たまらず本社へ対応を求めたものの、「結果何も変わらず結果日本帰国、退職をしました」とあっけない顛末を明かした。

しかし、男性が担っていた新規開拓の営業は、そう簡単に替えがきく仕事ではなかった。

「私の業務は替えがきかないのは理解しており、当時進めていた目標10社取引のところ5社で止まり、引き継ぐと言っていた現地上司も無能なのでこなせるわけもなく、解散になったと風の便りで聞きました」

男性に見切りをつけられた途端、プロジェクトは即行で頓挫してしまったようだ。

会社側は自らの無策でせっかくの人材を失い、新規事業の道まで閉ざしてしまったのだから完全に自業自得だろう。

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