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能登半島の景勝地「能登金剛」を周遊する人気の遊覧船。地元の高校生が制作した観光音声ガイドが遊覧船で活用されることになり、17日、乗船会が開かれました。

毎日、多くの観光客でにぎわう石川県志賀町の景勝地「能登金剛」を巡る遊覧船。

17日に船内で流れていたのが…

音声ガイド:
「ご利用いただきありがとうございます。福浦港まで約20分間の遊覧船の音声ガイドは、志賀高校の生徒が担当します。お願いします」

地元、志賀高校の生徒が制作した観光音声ガイドです。

これは、地元の魅力を学ぶため、能登地域の高校生を対象にしたプロジェクトの一環。

能登金剛の景観や特産品の魅力を紹介しようと作成されました。

高校生は:
「気持ちを込めて乗ってくれる人たちにも伝わるように言うのが、ちょっと難しかったなとは感じました」
「楽しんでくれたらいいなと思います」

この日の乗船会には、制作に携わった生徒13人や地元の関係者などが乗船。

一番の見所、洞門の巌門で流れていたのは、観光名所をめぐる生徒同士の掛け合いです。

音声ガイド:
「巌門と日本海を背景で撮る1枚はそれも神秘的な作品になります」
「そうなんだ。透明度の高い夕日と迫力のある岩で、素敵な写真が撮れそうだね」

また、地震で被害を受けた遊覧船や生徒たちの現状も…

音声ガイド:
「この遊覧船も津波の影響で一時は陸地に乗り上げていたと聞きました。私たちも家屋の倒壊や断水などで辛い思いをしていましたが、皆さんの支えのおかげで少しずつですが復興に向かっています」

観光客:
「とってもわかりやすく、聞きやすかったです」
「この辺も被害があって、でも皆さんの支援で頑張ってますっていうのが伝わりました」

そして高校生たちは、自分たちが制作した音声ガイドを聞きながら景観を楽しんでいました。

志賀高校・中谷 瑞輝 さん:
「自分たちの観光地とか特産品の紹介に加えて、この震災の被害であったりとか、震災の現在の状況をアナウンスできていたので、とても良かったと思っています」

能登金剛遊覧船・木谷 茂之 取締役:
「ぜひ、このアナウンスを聞いて、能登の良さを感じてもらえたらなと思ってます」

今回、制作した音声ガイドは、団体予約のコースは17日から、一般向けのコースは今月29日から活用されるということです。