FBS福岡放送

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11日から予定されているアメリカとイランとの協議を前に、ホルムズ海峡の事実上の封鎖が続いています。高市首相は10日、石油の国家備蓄の追加放出を明らかにしました。

北九州市八幡西区のガソリンスタンドです。

10日、レギュラーガソリンは1リットルあたり161円で販売されていました。

■訪れた人
「20円くらい違う。180円くらいのところもあったから。」
「ビニールなど全ての価格が上がっています。きのうも買い物に行ってびっくりしました。」

このガソリンスタンドを運営する九販石油では、3月20日から31日まで、経営する7店舗のうち3店舗で休業を強いられました。

九販石油によりますと、石油の元売り会社からの適正価格での供給が少なくなったため、店舗を絞って営業していました。顧客からの要望を受け、長い期間、迷惑はかけられないと、4月から全店舗で営業を再開しました。

こちらのガソリンスタンドでは、タンクローリーから地下の貯蔵タンクにガソリンなどが補給されていました。

供給状況は改善しているのでしょうか。

■九販石油 黒崎給油所・渡辺英彦 所長
「4月に入って、仕入れ状況が改善されたかというと改善されていないのが現状です。最近、流通の目詰まりということが言われていますが、肌で感じているところです。」

九販石油では、以前のような供給はなく、流通状況は厳しいままだといいます。

こうした中、高市首相は。

■高市首相
「原油の安定供給に万全を期すため、5月上旬以降、第2弾の国家備蓄の放出として約20日分を放出します。」

政府は、3月から石油の国家備蓄30日分の放出を始めていますが、追加で5月上旬以降に国家備蓄から20日分程度を放出する方針を示しました。

その上で、高市首相は、直接販売の仕組みを使って燃料油供給の目詰まりを早期に解消するよう、閣僚に指示しました。

九販石油では、市場に出回るガソリン量が増えることで、流通の目詰まりが解消されることを期待しています。

■九販石油 黒崎給油所・渡辺所長
「状況が大幅に変わるのは、ホルムズ海峡が解放されない限り難しいと思っていますが、流通の目詰まりが解消されることを期待したいなと。」

※FBS福岡放送めんたいワイド2026年4月10日午後5時すぎ放送