今のリバプールには「芯が無い」 現状を憂う地元メディアが熱弁「エンドウが必要、その事実はもっと語られるべきだ」

闘争心と献身性に秀でた遠藤はクラブに“芯”をもたらす存在だ(C)Getty Images
遠藤航が所属するリバプールは、現地時間4月4日、FAカップ準々決勝でマンチェスター・Cに0-4と大敗を喫した。現在、公式戦連敗中という結果もあり、現地メディアからは厳しい声が飛んでいる。
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クラブの情報を発信する『ROUSINGTHEKOP』では、6日に配信となったトピックで、「先週末のマンチェスター・C戦での惨敗が示した通り、アルネ・スロット率いるチームには粘り強さが欠けている」と主張。クラブの現状への危機感を示している。
その上で現在、左足首を痛め戦列を離れている遠藤の存在に言及。「『闘争心』という点で言えばエンドウは群を抜いている」と評しながら、「コンディションさえ万全であれば、先発に入るのは確実と見る向きも強い。それなのに、なぜ誰もその不在を語らないのだろうか」と疑問を投げかける。
現在のチームに「“芯”が無い」と評し、さらに中盤の脆さもウィークポイントであると説く同メディアは、「そうした弱点とは無縁なのが背番号3だ」と断言。これまでのシーズンで、さまざまな役割を担ってきた日本人MFのパフォーマンスを称えながら、「まさに今のチームに必要な存在と言える」と訴える。
また遠藤に対し、今季終了後に移籍の可能性も拭えないと見込んでおり、「ここ2年ほぼ構想外となっていた日本代表主将が、新天地で再び重要な役割を求めるのは自然な流れだろう」と指摘。だが一方で、アンドリュー・ロバートソンやモハメド・サラーもクラブを去ることが有力と報じられていることで、同メディアは、「リバプールは今夏にリーダーシップの問題に直面するかもしれない」と見解を示す。
その事態を防ぐべく、クラブは遠藤の残留に尽力すべきと主張しており、「エンドウは決してチームで最も優れた選手ではないかもしれない。しかし、献身と闘志がどこまでチームを押し上げるかを体現する存在であることは間違いない。リバプールは彼を必要としている――そして、その事実はもっと語られるべきだ」と持論を並べている。
リバプールが苦境に陥る中で、改めて選手としての価値が再認識されている遠藤。今後、クラブはどのような決断を下すのだろうか。場合によっては、来季以降の方向性にも影響する、重要な分岐点となるかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
