アメリカ南部定番「コーラにピーナッツ」が話題 提案ニキに聞くおすすめの割合

Xに実装されたAI「Grok」の自動翻訳機能により、言葉の壁を越えた日米ユーザーの交流が急速に活発化しています。
そんな中、2026年4月2日に突如として大きな注目を集めたのが、アメリカのXユーザー・ドクター・プルポ(Dr Pulpo)さんによる「南部アメリカではコーラにピーナッツを入れて飲む」という驚きの投稿でした。
日本ではまず耳なじみのない味わい方ですが、実際に試した日本人ユーザーからは「めちゃくちゃ美味しい」「相性が良すぎる」といった絶賛の声が相次いでいます。果たしてどのような味になるのか、記者も試すとともに、発端となったドクター・プルポさん本人にも詳しく話をうかがいました。
■ 早速コーラにピーナッツを入れてみる
ドクター・プルポさんが投稿した、「Peanuts and Coke(ピーナッツとコーラ)」というこの飲み方は、アメリカ南部で昔から親しまれてきた飲み方です。現地では「Farmer’s Coke(農家のコーラ)」と呼ばれることもあります。
起源ははっきりしていないものの、今から100年ほど前、農作業などの合間に「直接食べ物に触れずに口にできる」「片手で手軽にエネルギー補給ができる」方法として考案された、という説がよく知られています。
そんな歴史ある飲み方が話題になっているとあれば、試さずにはいられないのが記者の性。さっそく近所のコンビニでコーラとピーナッツを購入し、ボトルの中にピーナッツを投入してみました。


まず味の変化についてですが、正直なところ劇的な変化は感じられませんでした。ドクター・プルポさんは塩味の効いたピーナッツを推奨していたため、記者が用意したピーナッツでは塩分が少し足りなかったのかもしれません。
しかし、この飲み方の真髄は味ではなく、ピーナッツとコーラの口への入り方にありました。コーラがサラッと喉を流れた後にピーナッツが口の中に残るため、コーラの甘さが一度リセットされ、次に飲むコーラがより新鮮でおいしく感じられるようになるのです。

そしてやはり、手を汚さずにコーラとピーナッツが楽しめるのが大きなポイント。単なる飲み物から、作業中や映画鑑賞のお供にもぴったりな、ジャンク感あふれる完璧なおつまみへと変貌を遂げた感覚がありました。

■ ピーナッツの適量は?Dr Pulpoさんにいろいろ聞いてみた
話題の発端となった投稿者、ドクター・プルポさんに、この飲み方の背景やおすすめの楽しみ方について聞いてみました。
アメリカ南部の東ケンタッキーにあるアパラチア地方という山岳地帯で育ったというドクター・プルポさん。この飲み方は同じく南部出身の友人から教わったものだそうですが、実はアメリカ国内であっても、他の地域の人にこの話をすると「そんな飲み方は聞いたことがない」と驚かれ、変な目で見られることが多い田園地帯特有の風習なのだそうです。
コーラに入れるピーナッツの適量について尋ねると、人によってはボトルがパンパンになるほど入れる人もいるものの、ドクター・プルポさんが考える最も美味しいバランスは、ボトルの4分の1から3分の1程度をピーナッツで埋める割合とのこと。
最初に4分の1ほど入れて、飲みながらピーナッツを食べ、足りなくなったら後から追加していく飲み方を推奨してくれました。
記者もこのアドバイスに従って「追いピーナッツ」をしながら飲み進めてみたところ、半分以下になってもすっきりとした飲み口が継続。今日の仕事のお供はピーナッツコーラと決めた瞬間でした。

■ 「大変な興奮と喜びを感じている」自動翻訳機能が生んだ心温まる異文化交流
今回の投稿は1000万回以上も表示され、多くの日本人がこの未体験の飲み方に夢中になっています。
この予想外の反響について、驚きと感動でいっぱいだと語るドクター・プルポさん。アメリカ国内では南部特有の文化を「変だ」と嫌い、意地悪な態度を取る人も少なくない現実がある中で、Xで見かける日本のユーザーの温かい反応に心がほっこりしているとのことです。
BBQやトラック、車、そして今回の「コーラにピーナッツ」など、南部の人々にとって日常的なものを日本人が喜んで受け入れてくれたことに、大変な興奮と喜びを感じていると、胸の内を明かしてくれました。
また、「自分の文化を共有すること」も南部文化の大きな特徴の一つであると語り、日本人と交流できたことはご自身や友人たちにとっても素晴らしい経験になったと結んでいます。
まさにドクター・プルポさんの「サザン・ホスピタリティ」と、日本人の「おもてなし文化」があったからこそ、この広がりが生まれたのかもしれません。
AIの目覚ましい進化は時に問題視されることもありますが、Grokの自動翻訳機能が生み出した今回の心温まる異文化交流は、まさにテクノロジーに対して本来期待されていた役割を果たした好例と言えるでしょう。
Good morning Japanese friends, a friend of mine wanted to know if you were familiar with another southern American style, putting peanuts in Coca-Cola pic.twitter.com/yKn7eRvcMy
— Dr Pulpo (@PulpoNewman) April 2, 2026
<記事化協力>
Dr Pulpoさん(@PulpoNewman)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026040302.html