JRT四国放送

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新年度がスタートしましたが、入学や新生活と明るい話ばかりではありません。

私たちの日常を直撃する、値上げの春でもあります。

さまざまな値上げや、お金の仕組みが変わる4月の動きをまとめました。

(M&Mマルナカマート・古林史也 常務)
「この辺りの商品、即席めんが値上がりする予定です」

鳴門市のスーパーマーケットです。

4月1日に取材すると、さっそく4月から値上げとなる商品を見つけました。

帝国データバンクによりますと、4月の主な値上げは2798品目。

味の素のマヨネーズが10%値上げするなど、調味料1514品目が値上がりしました。

また、日清食品の即席めんなどが5から11%値上げするなど、加工食品では609品目に及んでいます。

(M&Mマルナカマート・古林史也 常務)
「仕入れ価格はこれから上がるが、とりあえずは現状の価格で販売して、次の仕入れから値上げ」

また、タバコも「防衛費増額」による増税に伴い、各メーカーが加熱式を中心に20円から50円の値上げです。

さらには、政府補助金が打ち切られることから、電気代やガス代も実質値上げとなります。

度重なる値上げに消費者は。

(消費者は)
「生活していたらいろいろ上がっていてたいへん」
「年金生活にはちょっと無理」
「いま戦争の影響でも細々上がってきているので、ちょっと意識して節約しないと」

その戦争の影響を受け始めているのが「鶏肉」です。

中東情勢や鳥インフルエンザによる輸入停止を受け、海外産鶏肉が品薄となっています。

さらに需要の高まりから、国産も値段が徐々に上がってきているそうです。

(M&Mマルナカマート・古林史也 常務)
「みんなが国産を求めるので商品がなくなっている。もうギリギリのラインでやってます」

(消費者は)
「もう買えないので、安いものばっかり買ってきた。一番安いお弁当」

その食卓の味方、惣菜にも今、後影響が懸念されています。

中東情勢によって原油確保が難しくなったきていることで…。

(M&Mマルナカマート・古林史也 常務)
「これからラップ、トレー、プラスチック、すべてが値上げするという話が今、入ってきている」
「これから、売価の方にも反映させてもらう形になるかな」

社会情勢の不安に合わせ、どんどん加算されていく物の値段。

財布の中身に、春の暖かさが訪れるのは、まだまだ先になりそうです。

(森本アナウンサー)
「いや、新年度早々耳の痛い話です。また、4月はお金に関係する制度も変わります、豊成さん」

(豊成アナウンサー)
「はい、4月から変わるお金の制度をまとめました」
「まず新しく設けられる子ども・子育て支援金制度です」

(豊成アナウンサー)
「少子化対策として子育て世帯を社会全体で支援するための制度で、これに伴い、医療保険に加入しているすべての人が毎月一定額を納付しなければなりません」
「年収400万円の会社員で、負担額は1年に4600円となります」

(豊成アナウンサー)
「続いて学校関連、子育て世代への朗報です」
「私立高校の授業料が、無償化されます」
「私立高校に通うお子さんがいる場合、1年間で最大45万7,200円の授業料を国が負担します」

(豊成アナウンサー)
「また、公立小学校の給食費も無償化されます」
「公立小学校に通うお子さんもいる場合、給食費としてひと月5,200円、一年だと6万2,400円、これも国が負担します」

(豊成アナウンサー)
「続いて労働関連、より働きやすくなります、いわゆる130万円の壁の緩和です」
「これまで扶養に入っている人の年収が130万円を超えると、扶養から外れていましたが、4月からは、契約時の給与だけが130万円の対象となり、残業代は含まれなくなります」

(豊成アナウンサー)
「続いて『年金制度の見直し』です」
「働いて賃金を得ながら年金を受け取っている高齢者が対象です」
「これまで賃金と厚生年金の合計が月に51万円を超えていた場合、厚生年金の支給額が減額されていましたが、月65万円までであれば減額されなくなります」

(豊成アナウンサー)
「さまざまな値上げや、お金の仕組みが変わる4月。しっかり把握して新生活を過ごしたいですね」