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山形県内の地価公示結果が公表され、住宅地、商業地、工業地を合わせた全用途の平均変動率が、4年連続で上昇したことがわかりました。

【写真を見る】県内の地価公示結果公表 全用途の平均変動率が4年連続で上昇 住宅地、商業地、工業地すべて上昇(山形)

地価公示は、一般の土地の取引の指標にすることや、公共事業の用地を取得する際の価格算定の規準にすることなどを目的に、国土交通省が毎年調べているものです。

きょう、今年1月1日時点での県内30の市と町の195地点を調べた結果が公表されました。

■住宅地の平均変動率は5年連続で上昇

それによりますと、住宅地の平均変動率は、0.2%の上昇で、5年連続で上昇しましたが、上昇率は縮小しました。

市町村別でみると、山形市や東根市、三川町など、10市3町で上昇しています。

鑑定を行った月田真吾不動産鑑定士は要因について、全国と比べて県内の持ち家比率や世帯収入が高いことなどから、マイホームの需要は非常に高いとした上で、「建築費の高騰や業界の残業規制による人件費の高騰が影響した」などと分析しています。

■商業地、工業地は

また、32年ぶりに上昇に転じた去年に続き、商業地は0.1%の上昇。工業地は、1.3%の上昇で、9年連続で上昇しました。

この結果、全用途の平均変動率は0.2%の上昇で、4年連続の上昇となりましたが、上昇率は去年に比べ、0.1ポイント縮小しました。

今後について月田不動産鑑定士は、「全国と比べて県内の婚姻率が低いことから、世帯数の減少が見込まれ、今後も改善が見られない場合、住宅の需要は減少していくのではないか」としています。

なお、住宅地の最高価格になった山形市八日町1丁目696番は1平方メートルあたり10万3000円で、去年と比べて2千円上昇しています。