Mozillaが単一インターフェースで複数のAIを使用可能にするGo言語向けライブラリ「any-llm-go」を2026年2月10日にリリースしました。

any-llm-go: One Interface for LLMs in Go

https://blog.mozilla.ai/run-openai-claude-mistral-llamafile-and-more-from-one-interface-now-in-go/

GitHub - mozilla-ai/any-llm-go: any-llm go

https://github.com/mozilla-ai/any-llm-go

Firefoxなどの開発で知られるMozillaはAI関連のソフトウェアを開発するスタートアップとしてMozilla.aiを2023年に設立しました。Mozilla.aiはすでにAIシステム「Octonous」など複数のプロダクトを発表しています。

今回リリースされたany-llm-goは2025年に登場したany-llmというPythonライブラリをGo言語向けに実装しなおしたものです。any-llmとany-llm-goはどちらも「複数のAIを単一のインターフェースで利用可能にする」ということを目標に開発されているライブラリです。

OpenAIやGoogleやAnthropicなどのAIプロバイダーはそれぞれ異なるAPIを公開しており、AIモデルを搭載したアプリケーションを開発するにはそれぞれのAI企業に合わせたコーディングが必要です。any-llmとany-llm-goは各種AIプロバイダーのAPIの違いを吸収できるライブラリで、モデルを変更する際のコードの変更を最小限に抑えることができます。初期状態で「Anthropic」「DeepSeek」「Gemini」「Groq」「Llamafile」「Mistral」「Ollama」「OpenAI」という8種類のプロバイダーに対応しており、対応プロバイダーのAIモデルをOpenAIのAPIに準拠したインターフェースで操作可能です。加えて、「Cohere」「Together AI」「AWS Bedrock」「Azure OpenAI」への対応も予定されています。



any-llm-goはPythonライブラリのany-llmを単純にGoへ移植したわけではなく、「エラーを例外ではなく値として処理する」といったGoの文脈にあった処理が実装されています。また、外部からの貢献を念頭に設計されており、各開発者による対応プロバイダーの追加が容易となっています。貢献ガイドは以下のリンク先で閲覧できます。

any-llm-go/CONTRIBUTING.md at main · mozilla-ai/any-llm-go · GitHub

https://github.com/mozilla-ai/any-llm-go/blob/main/CONTRIBUTING.md