JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2026年2月3日、内閣府の準天頂衛星システム(QZSS)「みちびき」の測位衛星「みちびき」7号機(QZS-7)を搭載する「H3」ロケット9号機の打ち上げを延期すると改めて発表しました。


H3ロケット9号機は2025年度内に打ち上げないことが確定

当初、H3ロケット9号機は2026年2月1日に打ち上げられる予定で準備が進められていましたが、2025年12月22日に発生したH3ロケット8号機の打ち上げ失敗についての原因究明と、9号機を含め今後打ち上げられるH3ロケットへの影響を評価する必要があるとして、JAXAは2026年1月7日に打ち上げ延期を発表していました。


JAXAが「H3」ロケット9号機の打ち上げ延期を発表 「みちびき」7号機を搭載(2026年1月7日)H3ロケット8号機の2段目は「みちびき」5号機を喪失したまま飛行か JAXAが原因究明状況を報告(2026年1月20日)

JAXAによると、H3ロケット8号機打ち上げ失敗の原因究明と今後打ち上げられるH3ロケットへの影響評価を継続する必要があることから、9号機は2026年3月31日まで設定されていた予備期間内の打ち上げを実施しないことになりました。


JAXAは8号機の打ち上げ失敗の原因究明活動を引き続き進めるとともに、9号機の新たな打ち上げ日については打ち上げ計画が整い次第発表するということです。


関連画像・映像

【▲ 三菱電機鎌倉製作所で公開された測位衛星「みちびき」7号機(QZS-7)。2025年12月1日撮影(Credit: sorae編集部)】

 


文/ソラノサキ 編集/sorae編集部


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