ミニマリストが「ものを捨てない家族」とすっきり暮らしを保つコツ。クローゼットを自分だけの“聖域”にする
せっかく「捨て活」を始めたのに、家族のものの多さや非協力的な姿勢になかなか家が片付かない…という人も多いのでは? ミニマルな暮らしを発信するOdekoさんは「自分だけの聖域をつくるのが大切」と語ります。ものが多い家族がいても、スッキリした暮らしを手に入れるための考え方とコツを教えてもらいました。

1:家族のものにイライラする前にまず自分のものを整える

私が本格的に「捨て活」を始めたとき、片付けても片付けても散らかるリビングに絶望したのを覚えています。そして、100%夫のせいだと確信。
だけど、実際リビングに散らかっているものを1つ1つ精査してみると、7対3くらいの割合で、散らかっていたのは私のものでした。
家族みんなでもちものを見直して、すっきり暮らせるのが理想ですが、理想ばかり先走って、家族のせいにしていてはケンカの元にしかなりません。
なにごともそうですが、まずは自分がやってみる。自分のものと向き合って、整えてみることが大切。
もしかするとすっきり整った空間の快適さを目の当たりにしたとき、家族の心は動くかもしれませんが、それを期待するのは自分のものをきっちり整えてからでも遅くないはず。
まずは、「できることから確実に」と思います。
2:自分のためだけのエリアを確保して「聖域」をつくる

家族のもちものの前に、まずは自分のもちものを整える。このときいちばん大切なのが、自分だけのお気に入り空間「聖域」をつくることです。家の中でたった1か所だけだとしても、自分のお気に入り空間があれば、以下3つのメリットがあります。
・「捨て活」の満足感を感じられる
・心がスッキリする
・自分への癒やしになる
私にとってはクローゼットが「聖域」です。
そして、クローゼットが整うと、以下のメリットがあります。
・毎朝コーデに悩まなくなる
・毎日好きな服が着られて、気分が上がる
・むやみに服を買うことが減って、お金にゆとりが生まれる
このようにクローゼットは、ものを減らすメリットがたくさんつまっているので、自分の「聖域」として最適な場所です。
3:「捨て活」とは家族にとっては「寝耳に水」だと理解する

私たちが「捨て活したい!」と思うときはたいてい、SNSでミニマリストや整理収納系の投稿を見たり、お気に入りのインフルエンサーさんに影響を受けているとき。自分で投稿を見聞きしているので、「捨て活ってステキ」と思うのも自然ですよね。
でも、家族はどうでしょうか?
わが家の場合、夫にとってミニマリストのイメージは「すっからかんの家に住んでいる変わり者」。そんな夫に、いきなり「ミニマリストになりたいからものを捨てよう」と提案しても、「いいね!」となる確率はありません。
なので、「捨て活」とは家族にとって「寝耳に水」になる場合もあるということを念頭において、家族と意思疎通を図る必要があります。
・どんな状態になることを目指しているのか
・家族のもの、共有のものを勝手には捨てないこと
・まずは自分のものだけやってみること
こういうことを伝えると、そのあとの活動がスムーズになり、家族の不安もなくなります。
もちろん「あなたのやりたいようにどうぞ」と言ってくれるならそれに越したことはありありません。
私は、「どんな暮らしが好きか?」は、「どんなおにぎりが好きか?」と同じくらいのテンション感だと思っています。
私の夫は今でも「ミニマリスト」には興味がないのですが、「梅干しおにぎり」が好きな私に対して「シャケおにぎり」が好きな夫もいる、そんな風にとらえると「どうして協力してくれないの?」というイライラが和らぐように思っています。
