「どうせ仮病でしょ」認知症の父に娘がキレた理由


「お父さん認知症なんだって」父に対してわだかまりのあった20代娘の反応/大嫌いだった父が認知症になった日(1)

漫画家の鐘木ころもさんが20代後半の頃、父親が認知症を発症。昔から家庭に無関心、たまの休日も怒鳴るばかり、娘が学生の頃に抱いた夢を全否定…そんな父に対して、距離を感じていた鐘木さん。認知症という病名を聞いたところで、何の感情も抱かなかったそうです。しかし、病状が進行するにつれて父にあらゆる“変化”が現れます。今までの父からは考えられない行動から、ふと素顔が垣間見えることもあって――。

父親が認知症になってからの苦悩と葛藤の中で、少しずつ関係が変わっていく親子を描く『大嫌いだった父が認知症になった日』を7回連載でお送りします。今回は第4回です。

※本記事は鐘木ころも著の書籍『大嫌いだった父が認知症になった日』から一部抜粋・編集しました。

あんな元気なのに救急車呼ばれると困るんですよね


歩行器を自分で持ち上げて階段を上った


また!?


行けるでしょ、浅草


どうせ仮病でしょ?


私は父を有無を言わせず送り出した


どうせ仮病だろ


著=鐘木ころも/『大嫌いだった父が認知症になった日』