「井上尚弥と激突する」中谷潤人の階級転向を米専門メディアが報道 バンタム級統一王座返上で現実味「4階級制覇王者を目指して奮闘」
プロボクシングWBC・IBF世界バンタム級王者の中谷潤人(M・T)は6日、同級王座を返上し、スーパーバンタム級に転向する意向を示した。来年5月ごろに計画されている4団体統一同級王者の井上尚弥(大橋)との対戦に向けた動向を米ボクシング専門メディア『ボクシングシーン』が報道した。
■5月の対戦実現に向けた動向に注目集まる
米メディア『ボクシングシーン』は中谷について、「世界でもトップクラスのボクサーの一人が、4階級制覇王者を目指して奮闘している」と報道。同メディアのPFP(パウンド・フォー・パウンド)7位の中谷が同3位の井上戦を実現するために動き出したことを伝えた。
中谷は6月に行われた前戦で元IBF世界同級王者の西田凌佑(六島)と対戦。6回TKO勝ちを収め2団体統一に成功した。同メディアは「中谷は日本出身で無敗の122ポンド王者、井上尚弥と激突することになる。かつては夢の対戦だった彼らの待望の対決は、来年5月に予定されている」とし、井上戦が実現に近づいていると報道した。
中谷の戦績は31勝(24KO)無敗。2020年にフライ級、23年にスーパーフライ級、24年にバンタム級で主要タイトルを獲得し、3階級制覇の実績を持つ。6月の西田戦では自身初の統一戦に臨み、24年のバンタム級転向以降、5試合連続となるKO勝ちを記録している。
また、中谷は12月27日サウジアラビアで、5月に井上からダウンを奪ったラモン・カルデナス(米国)と対戦する可能性も米リング誌電子版で報じられている。同興行では井上がWBC同級1位のアラン・ピカソ(メキシコ)と対戦する予定。
井上は戦績30勝(27KO)無敗。ピカソ戦前の9月14日には、名古屋でWBA世界暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との防衛戦が控えている。両者が予定している試合すべてに勝利した場合“32勝無敗”同士の4団体統一戦となる。
