抗ヒスタミン薬おすすめ市販薬6選を紹介!蕁麻疹・湿疹、鼻のアレルギー症状に|【薬剤師解説】
抗ヒスタミン薬とは
抗ヒスタミン薬は、皮膚のかゆみや鼻水などのアレルギー症状を引き起こす原因物質のヒスタミンを抑えることで、アレルギー症状を改善する医薬品です。
抗ヒスタミン薬は、大きく第1世代と第2世代に分かれています。第1世代は、ヒスタミンが受容体に結合しないようにする抗ヒスタミン作用により症状を改善します。一方で、第2世代では抗ヒスタミン作用に加え、ヒスタミンの放出自体を抑える抗アレルギー作用ももっています。
抗ヒスタミン薬が有効な症状
抗ヒスタミン薬は、化学伝達物質であるヒスタミンが原因となり引き起こされる下記のような症状に有効です。
・鼻のアレルギー症状:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり
・皮膚のアレルギー症状:皮膚のかゆみ、しっしん、蕁麻疹、かぶれ
・目のアレルギー症状:アレルギー性結膜炎(目のかゆみ、充血、目やに、なみだ目)
医療用医薬品・市販薬ともにこれらの症状に対する効能効果を有するかどうかは、有効成分の種類や剤形によって異なります。
抗ヒスタミン薬の市販薬の種類(剤形)
市販されている抗ヒスタミン薬には、以下の4種類が存在します。
・錠剤などの飲み薬
・軟膏などの塗り薬
・点鼻薬
・点眼薬
この中で、今回着目している皮膚症状と鼻症状に対しては、飲み薬・塗り薬(皮膚症状のみ)・点鼻薬(鼻症状のみ)が販売されています。
市販されている抗ヒスタミン薬の効き目の特徴
先ほど説明したとおり、市販されている抗ヒスタミン薬は大きく第1世代と第2世代に分けられます。第1世代は即効性にすぐれていますが、口の渇きや排尿障害などの抗コリン作用、眠気、集中力の低下といった副作用が生じる可能性があります。一方で、第2世代は第1世代に比べ効果が穏やかではありますが、作用時間が長く効果が持続しやすい特徴があります。また、眠気や抗コリン作用などの副作用が生じにくく、ロラタジンやフェキソフェナジン塩酸塩のように眠気に関する注意事項(乗り物や機械の運転操作)の記載がないものも存在します。
注意事項への該当がなく、症状をすぐに抑えたい方には第1世代、眠気などの副作用が気になる方や1日の服用回数を少なくしたい方には第2世代がおすすめです。
医療用薬品と市販薬に違いはある?
医療用医薬品と市販薬の大きな違いは効能効果です。例えばアレグラの場合、医療用・市販どちらも有効成分は同じであり、1日の用量も同量に設定されています。しかし、医療用はアレルギー性鼻炎に加え、蕁麻疹や皮膚疾患によるかゆみに対して効能効果があるのに対し、市販のアレグラは鼻のアレルギー症状への効能効果のみとなっています。そのため、市販のアレグラは医療用のように皮膚のアレルギー症状に対して使用することができません。
必ず購入・使用前に効能効果の欄を確認し、不明点があれば薬剤師や登録販売者に相談するようにしましょう。
他の医薬品との飲み合わせに注意は必要?
抗ヒスタミン薬との飲み合わせで禁忌となる成分はありません。しかし、市販されている抗ヒスタミン薬のほとんどが、他のアレルギー薬や抗ヒスタミン薬を含む風邪薬や乗り物酔いの薬などとの飲み合わせは避けることとされています。また、抗生物質や胃薬の中には、抗ヒスタミン薬の効果に影響を与えるおそれがある成分もあります。使用中の医薬品がある場合は、お近くの薬剤師に相談しましょう。
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