雨の季節に絶対知っておきたい!「速乾」&「ニオイ撃退」部屋干し法とは?


【画像で見る】デニムなど厚手のボトムスもプロのワザで速乾!

部屋干し派の人はもちろんのこと、外干し派の人も、梅雨どきはやむなく部屋干しが増えるため、速乾とニオイ対策が必要になります。そこで、上手な洗濯物の干し方など、絶対に押えておきたい部屋干しのワザを、家事の達人・松橋周太呂さんにレクチャーいただきました!

松橋周太呂さん


教えてくれたのは…

▷松橋周太呂さん

洗濯や掃除、料理といった家事を趣味とするお笑いタレント。ジュニア洗濯ソムリエ、掃除能力検定士5級などの資格を持ち、テレビや雑誌など多数のメディアで家事のコツや便利グッズなどを紹介している。著書に『ほったらかし掃除術』(SBクリエイティブ)などがある。

■上手に部屋干しするためのコツ

欠かせないのは「サーキュレーター」

重要なのは、生乾き臭の原因「モラクセラ菌」を繁殖させないよう、洗濯後5時間以内に乾かすこと。「サーキュレーターを使って洗濯物に風を当てれば、湿気が飛んであっという間に乾きます。毎日3〜4時間つけっぱなしでも、電気代は1カ月100円程度なので、家計にもやさしい」(松橋さん)

サーキュレーターなどで風を下半分に当てる


衣類乾燥除湿機や扇風機でもOK!

サーキュレーターに限らず、部屋の除湿と衣類乾燥ができる除湿機や、いつも使っている扇風機で代用しても。「風の強さは『強』にし、洗濯物の下半分にしっかり当たるように、置き場所や角度の調整を。首振り機能があるものだと、洗濯物にまんべんなく風が当たるのでなおよし」

大きさの違う洗濯物をずらして干すと風が行き渡りやすい

ピンチハンガーを使う場合、洗濯物を大きさで分け、下のイラストを参考に干し方を工夫。「風を当てる方向を軸に、フェイスタオルやバスタオルは、風向きに対して垂直に干します。下着や靴下などの小さいものとTシャツなど大きいものは交互に干し、風の通り道をつくって」

洗濯物どうしにすき間をつくるのがポイント!


脱水はいつもより長めに!

「速乾のために、洗濯機の脱水時間を長めに設定するのも手。干す前にできるかぎり衣類の水分を減らしておけば、その分早く乾くからです。梅雨の時期だけでも実践する価値あり!」

早く乾かしたいシャツなどは手作りの速乾ハンガーに

Yシャツや子どもの体操着など、急いで乾かしたい衣類に。「ハンガーの肩部分にフェイスタオルをくるくると巻きつけ、その両端を輪ゴムで固定するだけ。これに衣類を干すと風が通りやすくなるスペースができ、いつもよりも早く乾きます。形崩れの防止にも」

早く乾かしたいシャツなどは手作りの速乾ハンガーに


速乾ハンガーは、ハンガーの肩部分にフェイスタオルを巻くだけ!


厚手のボトムスは、はき口を下にして干し、真下から風を当てる

「はき口を下にし、裾部分は風が通りやすいように広げてピンチで留めます。あとはボトムスの中を風が通るように、サーキュレーターは真下に置いて」。ピンチハンガーにボトムスとほかの衣類を一緒に干すときは、ボトムスをまん中にし、それ以外は外側に。

厚手のボトムスははき口を下にして干し、真下から風を当てる


タオルはしっかり振りさばいてパイルを立てて

「タオル類は干す前に振りさばいておくと、ついていた水分が落ち、寝ていたパイルも立つため、乾きやすくなります。パイルが立つことで、乾いたときの仕上がりもふわふわに」。シャツやTシャツなども振りさばくことで、シワがつきにくくなります。

タオルはしっかり振りさばいてパイルを立てて


頻繁に丸洗いできない布団は布団乾燥機がおすすめ!

「布団乾燥機を使えば、ダニをしっかり死滅させることができ、除菌にも効果が。汗をかきやすい時期でもあるので、送風機能でサラサラの寝心地に! 布団を干す手間も減らせます」

頻繁に丸洗いできない布団は布団乾燥機がおすすめ!


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室内に洗濯物がいっぱいぶら下がっている光景を目にすると、それだけでうっとうしさが倍増してしまいます。早く乾かすことが、洗濯物のためにも、ニオイを予防するためにも、そして家族の気持ちを明るくするためにも、大切なんですね!

撮影/三佐和隆士 イラスト/郄胗浩太郎

文=高梨奈々