高精度な文章を生成できるChatGPTなどの登場により、近年では人間が書いた文章とAIが生成した文章を見分けるツールが多数登場しています。Firefox向け拡張機能「Deep Fake Detector」を使えば、サインアップやソフトウェアのダウンロードといった面倒な手順を踏むことなく、AIが生成または操作したテキストを特定することが可能です。

Deep Fake Detector - 🦊 Firefox (ja) 向け拡張機能を入手

https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/deep-fake-detector/

Try Mozilla's New AI Detector Add-On for Firefox - OMG! Ubuntu

https://www.omgubuntu.co.uk/2025/02/deepfake-is-an-ai-detector-firefox-addon

「Deep Fake Detector」をFirefoxにインストールするには、まず配布ページにアクセスして「Firefoxへ追加」をクリックします。



以下のポップアップが表示されたら「追加」をクリック。



「Yes, Opt-in」をクリックすればインストールは完了です。



Deep Fake Detectorを使用するには、人間が書いたのかAIが生成したのか判断したい文章を選択して、右クリック。メニュー内から「Scan for Deepfakes」をクリックします。なお、記事作成時点でDeep Fake Detectorは英語にのみ対応しています。今回はテストとして、ChatGPTに「Explain about GIGAZINE(GIGAZINEについて説明して)」と入力して生成された文章をチェックしてみます。



スキャンが完了すると、右側に分析結果が表示されます。今回の場合、分析ツールのZipPyならびにUARは「人間が書いた文章」という結果を示した一方でApolloDFTとBinocularは「AIが生成した文章」という結果を示し、「Model Conflict(モデル同士が対立しています)」との分析結果が報告されました。



しかし、「Write about GIGAZINE more than 100 words(GIGAZINEについて100語以上で説明して)」とChatGPTに依頼して生成された文章をDeep Fake Detectorで分析すると、すべてのモデルで「AIが生成した文章」という結果が示され、「AI Patterns Detected(AIのパターンが特定されました)」との結果が表示されました。



続いて、アーサー・コナン・ドイル作「緋色の研究」の冒頭をDeep Fake Detectorでチェックしてみると、「Human Author Likely(人間が作者である可能性が高い)」との結果を示しました。



Deep Fake Detectorを開発したMozillaは2023年にAIを駆使して偽レビューや詐欺を検出するツールを開発するスタートアップのFakespotを買収して、その技術を他のオンラインコンテンツにも拡大しようとしています。Deep Fake Detectorもその一環とのこと。Mozillaは「Deep Fake Detectorをインストールすれば、その文章が人間によって書かれた可能性が高いのか、それともAIパターンを示しているのかをすぐに教えてくれます」と述べています。

Mozillaによると、記事作成時点でDeep Fake Detectorはウェブサイト上の選択したテキストしか人間またはAIによるものかを判断できませんが、将来的には画像や動画の分析にも対応するようになるそうです。