台湾の離島と中国を結ぶ渡航ルート「小三通」の利用者=2020年2月9日、金門県

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(台北中央社)台湾で対中政策を担う大陸委員会は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて停止している台湾の離島と中国を結ぶ渡航ルート「小三通」について、春節(旧正月)期間に試験的に再開する計画を行政院院会(閣議)で報告した。利用者は金門と馬祖の住民や中国籍配偶者に限定し、搭乗便は特別枠で申請する形式を採用する。実施期間は来年1月7日から2月6日まで。

小三通を利用した往来は2020年2月10日から停止されている。官僚によれば、大陸委が報告した計画では、感染リスクが制御可能な状況下で段階的に小三通を再開させていく。春節期間に試験的に再開させ、その後は柔軟に措置を検討するとしている。

利用者については、金門と馬祖地区の地方政府がリストの作成と管理を担当する。

陳福海(ちんふくかい)次期金門県長は21日、小三通の再開は親族訪問や人道的理由がある場合を対象にするとし、現時点では中国でビジネスを行う台湾人の乗り継ぎ利用の再開は計画していないと述べた。

(頼于榛/編集:名切千絵)