「学校スポーツじゃない」セルジオ越後がベトナム戦で感じた森保ジャパンの不安要素 「選手層が薄くなっている」
森保ジャパンは3月29日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のラストゲームでベトナム代表と対戦。19分にCKから相手に先制を許し、54分に吉田麻也のゴールで同点に追いつくも、最後まで勝ち越しゴールを奪えず、1-1の引き分けに終わった。
「学校スポーツでは、出ていない3年生を出してあげるとかはあるけど、そういう世界じゃない。(ベトナム戦は)点を決められないことに焦りが出て、後半はチャンスをあげた選手をすべて入れ替えた。先にレギュラーを出して、点差をつけてから(控えメンバーに)チャンスを与えるのが普通だと思う」
また播戸氏は、ベトナム戦の印象について、「上田(綺世)選手が1トップで先発した。彼は周りとの関係性で活きてくる選手なので、(孤立していて)ちょっと可哀想だった」と攻撃陣の連係不足を口にした。
これに対して越後氏は、「大迫(勇也)や浅野(拓磨)ら1トップの選手は、サイドの伊東(純也)や三笘(薫)の両サイドの個人技に助けられた予選だった」と指摘。そのうえで、「(いまの日本代表には)総合的な選手層の厚さがない」と持論を展開している。
「内容は良かったけど、前半からベストメンバーを出したらもっと楽に勝てて、良い順位でW杯本大会に行けたと思う。日本の選手層が薄くなっているんだなと感じる。これでは(本大会では)通用しない。世界と戦うのに本当に大丈夫かなという宿題をいっぱい残した」
格下のベトナム相手にも勝ち切れなかった日本。8か月後に迫るW杯開幕までに、いま抱える課題をどれだけ解決できるか注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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