セルティックで印象的な活躍を見せる古橋 photo/Getty Images

写真拡大

先日、香川真司がシント・トロイデンに移籍したことで話題となったベルギーリーグだが、日本人選手が多く在籍していることで有名だ。ドイツのブンデスリーガも日本人が活躍しやすいリーグとして知られており、今季も板倉滉と伊藤洋輝の2人が移籍している。特にこの2カ国は日本人の出入りが多く、今後も多くの海外移籍が期待できる。

そんな日本と海外をつなぐ移籍先として知られるベルギーとドイツだが、今後はスコットランドも仲間入りすることになると予想できる。

スコットランドリーグのセルティックは今夏の移籍市場で古橋亨梧を加え、さらに冬の移籍市場で旗手怜央、前田大然、井手口陽介の3人を獲得している。監督が元横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルーということもあり日本人への理解が他クラブより高いといえるが、1つのクラブに日本人が4人揃うことは少ない。シント・トロイデンも日本人を多く保有する海外クラブだが、オーナーが日本企業であり、セルティックとは状況が違う。

英『The Guardian』では旗手、前田、井手口の新戦力が古橋のような活躍を見せることができれば、スコットランドで日本人を獲得するブームが起きると予想している。過去には香川がドルトムントで活躍したことで乾貴士がボーフムへ、宇佐美貴史がバイエルン・ミュンヘンへと複数の日本人選手がドイツへ旅立っており、英紙の予想通りになる可能性は高い。

実際に古橋の活躍や、一気に日本人を3人獲得したセルティックの移籍市場での動きからスコットランド全体でのJリーグへの注目度は上がったはずだ。シーズン後半戦で旗手、前田、井手口の活躍がすればさらにその注目度は上がることになり、英紙が予想する日本人ブームの始まりとなるだろう。