4万件のお見合いデータを分析した「お見合い白書」日本結婚相談所連盟が初公開 婚活AIマッチング 交際が成立する理由とは
婚活事業を複合展開する株式会社IBJが運営する日本最大級の結婚相談所ネットワーク「日本結婚相談所連盟」はこれから婚活を始める人を応援したいという想いから、4万件のお見合いデータを分析した「お見合い白書」を初公開した。
■「お見合い白書」まとめ:
お見合い成立した人のうち、一人当たりのお見合い平均回数は2.4回 /月
お見合いが最も多く成立している年齢差は、4歳差(男性年上・女性年下)
年収500〜600万円の男性が、最も多くお見合い成立
交際OK理由は男女ともに条件ではなく、性格の相性を重視
・調査対象:
2020年8月に成立したお見合い41,744件
・集計期間:
2020年8月1日〜31日
●AIマッチングについて
AIマッチングでは会員の趣味や嗜好、活動履歴、顔の好みなど、あらゆるデータをAIが分析して、仲人へマッチング率の高い相手を紹介する。これにより条件検索だけでは見つからない相性の良い相手を見つけることができる。
AIマッチングの機能:
「AI looks」(エーアイ ルックス):
顔認識によりお互いに見た目が好みのタイプだったり興味がありそうな相手をピックアップして紹介する。
「AI history」(エーアイ ヒストリー):
東京大学と共同研究したAIが過去のお見合いデータや会員の活動履歴などをディープラーニングし、相性が良さそうなお相手をピックアップして紹介する。
●41,744件から分析する「お見合い白書」
お見合いを成立した人のうち「一人当たりのお見合い平均回数」は一ヶ月間で2.4回。中には10回以上と積極的に活動する人もいる。その一因として、コロナ禍でのリモートワークにより時間に余裕が出来た人等が、積極的に活動していると考察できる。
「婚活総合サービス 株式会社IBJ」
続いて、お見合いが最も多く成立している年齢差は4歳差(男性が年上)という結果になった。全体のうち、7%が同い年のお見合い、10%が女性が年上となるお見合いであり、女性は比較的年齢の近い人に申し込む傾向がある。(日本結婚相談所連盟では、最大で42歳差のお見合いが成立している)
「婚活総合サービス 株式会社IBJ」
男性の年収別にお見合い成立件数を比較すると、400〜700万円がボリュームゾーンとなった。
「婚活総合サービス 株式会社IBJ」
●お見合いから仮交際成立の理由
お見合い段階では「条件面」を大事にする傾向がある。お見合いから次のステップへと移るにはどのような傾向があるのか?お見合いから「仮交際」へと発展した人達に理由を訪ねた。(仮交際とは、お見合い後、両者ともに好印象だった場合「仮交際」へ進み、相手との相性を確認するステップに移る。)
お見合いから仮交際成立の理由(一例抜粋):
【男性側】:
・とても話しやすくて、あっと言う間に時間が過ぎました。
・物静かな感じもありながら、存在感のある、すごく素敵な方でした。
・笑顔が素敵で楽しそうに話してるので和みました。動物が好きなのも伝わってきて良かったです。
・働くことが好き、という気持ちに共感してくれて嬉しかったです。
・笑顔が素敵で聞き上手な所が印象的でした。
・女性らしく清潔感があり好印象でした。 会話の中で、僕の名前を添えて質問いただいたのが嬉しかったです。
・自然体で話す事ができました。
・プロフィールの内容を覚えていてくれたことが嬉しかったです。
【女性側】:
・とても優しい雰囲気で、安心してお話することができました。 真面目な方だと思いました。
・純粋にもう一度話してみたいと感じました。
・今までお会いした男性の中で一番お話ししやすい方でした。
・お話するなかで、誠実なお人柄や知的さを感じたのが好印象でした。
・帰り際の「また会いたい」の一言が、とても嬉しかったです。
・具体的な結婚観を持っていて、それをしっかりお話ししてくれるところが好印象でした。
・とても紳士的で頼もしい方だと感じました。ご自身のことを積極的にお話ししてくださり、一時間があっという間に感じました。
(山田 航也)