LINEとFacebookのアバター、似せやすいのはどっち!?ぺこぱやパク・ソジュンで比較

みなさんこんにちは、小彩です.^-^.

今回は、LINEとFacebookでどちらのアバターがより本人に似せやすいのか、そして機能が優れているのかを似顔絵検定1級でありイラストレーターのわたしが試してみました。

まずは、LINEで自分のアバターを制作してみます。

LINEを開いて、左下の「ホーム」をタップ。

一番上に表示されている自分の名前をタップします。

「アバター」をタップしたら制作開始です。

自分の顔をその場で読み込むか、右下の四角をタップすれば過去の写真を読み込んでくれます。

すると、ある程度ベースが仕上がった状態から編集できるので楽ちんですˆ-ˆ

わたしは、だいぶ前のものですが…こちらのプロフィール写真を読み込ませました。

そして、出てきたのがこちらの3つ。

ベレー帽や服装は反映されないようです。

顔が随分丸い気がしますが…わたしってこんなですか?笑

1番左を選択し、編集することにしました。ここからは自力で似せていきます。

編集できるのは、ヘアスタイル、輪郭、耳の形、目、眉、鼻、口、メイク、ひげ、めがね、服装、ヘアアクセサリーです。

メイクはアイシャドウとチーク、頬に入れるラメを選択できます。服装は、セットアップ、トップス、ボトムス、靴下、靴とそれぞれ選択でき、好みのコーデに仕上げることが可能です。

わたしは、いろいろ試しましたがヘアスタイルはこれが一番近かったのでこのまま。

まずは、丸すぎる輪郭を縦長にします。調節ボタンを押すと、横幅と縦の長さを調節できます。

目は53通りも種類があり、同じ目の形でも二重にしたり、まつ毛の有無を選べたりするのでバリエーションはかなり豊富です。そこから瞳の色、大きさ、垂れ目吊り目の微調整、高さの上げ下げ、寄せたり離したりの調整までできてしまうから驚きです。

瞳の色は28色から選択でき、明暗の調節も可能。どんな目でも再現できるので似させ甲斐があります。アニメ風な目が豊富なのも面白いです。

わたしの目はこのままで良さそうなので変えませんでした。

眉毛はもう少し並行な眉を選択。色も若干明るくしました。

眉は高さと角度を調節できるので、怒った顔も困り顔も再現可能です。

鼻の形は変えませんでしたが、限界まで位置を下げました。鼻を動かすと口も少しだけ移動します。

口は今より横幅が狭いものを選択。唇の厚さも4段階から選べます。鼻の下の長さも調節でき、こちらは口のみが上下に動いてくれます。

パーツの配置が終わったので、メイクをしていきます。チークは23パターンの入れ方があり、カラーは18色。濃さも調節できます。

最後は服装です。セットアップか、トップス、ボトムス、靴下、靴をそれぞれ選び、コーデを組むことができます。カジュアルなものから清楚系まで幅広く揃っているので、自分らしい服装にできます。

そして、完成したのがこちら!

編集前と比較してみます。

どうでしょうか?

ちなみに、わたしがゴルフの練習に行く時はこんな感じ。笑

髪型がいつも通りだからか、こちらの方が似てると周りから言われます。

続いて、Facebookのアバターを試してみます。

Facebookのアプリを開き、右下のメニューをタップ。

右上の「アバター」を選択します。

初めに肌の色を選択して、編集スタートです。

LINEのように自分の写真を読み込む機能はありません。

編集できるのは、ヘアスタイル、輪郭、ソバカスやホクロ、シワ、目、眉、鼻、口、アイメイク、めがね、ひげ、体型、服装、アクセサリーです。

服装はセットアップのみ。アクセサリーは、イヤリング、ノーズリング、ビンディーがあります。

まずは、ヘアスタイルから。

日本ではなかなか見ない斬新な髪型が多いです(笑) 色の微調整はできませんが、45色から選択できるので自分に近い色が必ず見つかります。

輪郭は選択肢が12個しかなく微調整もできないため、本物通りの輪郭にするのは難しいです。その割にシワの種類は豊富なのが面白い…笑

目の形はこのままにしました。大きさや高さの調整、離したり寄せたりもできないので、特徴を出すのは難しいです。基本デカ目なので日本人向きではありません。黒目が大きすぎるので、色を茶色にして目力を和らげてみました。

アイメイクは普段派手メイクの人でなければ似合わないでしょう。

眉毛も色は変えられますが、他の調整は効かないので、困り眉や眉と眉の間が狭い人は合うものがなさそうです。

鼻は23種類から選択でき、わたしは1番シンプルなものを選びました。

口は、唇の形と厚さ、色だけ選択できます。

横幅を変えたり鼻の下を伸ばしたりといった調整はできないので、こちらも似せられる人は限られてくるでしょう。

顔は完成したら、最後に体型と服装を選択します。

75種類のセットアップから選べますが、民族衣装などちょっと変わった服装がほとんどです。ここは普段と違う自分にチャレンジしてみるのがいいかもしれません。わたしは秋を意識した色合いで、ベレー帽もあったので被せてみました。

ちょっと髪のボリュームが足りない気がしたのでヘアスタイルだけ変えて、完成!

LINEで作ったアバターと比較してみます。

どうですか?

Facebookのほうは全く誰かわからない気がします。。笑

目が極端に大きかったり、配置のバランスが調整できないので似せるのは非常に難しいです。そもそも、パーツが日本人向けではないので厳しいですね…。

とはいえ、私の顔は特徴がなくてもともと似せにくいので、他の方でも試してみました!

1人目は、大人気芸人ぺこぱのシュウペイさん。

左がLINE、右がFacebookで作ったアバターです。

LINEではご本人に寄せつつも、可愛いキャラクターに仕上がりました。

Facebookのほうは全く誰だか分かりませんね。。

もう1人は、韓国ドラマブームに乗って、「梨泰院クラス」主演のパク・ソジュンさん。普段のパク・ソジュンさんではなく、梨泰院クラスのパク・ソジュンさんと思ってもらった方がいいかもしれません。

LINEでは服装までバッチリ役に合わせる事ができました。もう少し眉と眉を離したかったのですが、眉は高さしか変えられないので残念です。

Facebookのほうは、まず髪型と輪郭で合うものが見つからず、その時点で似せるのは困難でした。

いかがでしたか?

似せやすいのは圧倒的にLINEのアバターでした。

選択できるパーツの種類が豊富なだけでなく、大きさや配置まで微調整可能な点が似せやすい要因です。

どんなにパーツの形が合っていても、似顔絵は配置のバランスのほうが重要なので、それがほぼ自由自在に操れるLINEのアバター機能は非常に優れていると思いました。

似顔絵を描いている感覚と同様に制作できるので飽きないですし、時間を忘れるくらい拘ることができます!♪

ここまで思い通りに制作できるアバターは初めてでしたが、唯一残念だったのはヘアスタイルです。選択肢は151種類と豊富ですが、前髪がセットになってしまっているのが残念でした。ヘアスタイルはこれがいいけど、前髪はこれじゃないという現象が起こります。ヘアスタイルと前髪をそれぞれ選ぶことができたらより似せられるのに、おしいと感じました。

また、ヘアアクセサリーも同様で、アクセサリーを選ぶとヘアスタイルや前髪まで変わってしまうんです。例えば、リボン付きポニーテールを選ぶとなかったはずの前髪まで現れます。

突然イメージが変わってしまうので、これはぜひ改善してほしいですね。

そして、贅沢を言うと、各パーツの可動域をもう少し広げてほしいです。

輪郭をもっと細長くしたり、眉をもっと高い位置に動かすことができれば、より多くの人に似せられるようになると思います。似顔絵は特徴をオーバーに捉えたほうが似るので、もっと大袈裟に調節できるようになればより面白いと思いました。

Facebookのアバターは、各パーツの種類は豊富ですが、日本人向けのパーツを探すとなると選択肢はかなり限られてきます。米国製なので、絵のテイストが日本人には合わないのでしょう。

また、パーツの大きさや配置も全く変えられないので、自分そっくりにするのは米国の方でも難しいと思います。

ただ嬉しかったのは、自分のアバターを自動的にスタンプ可し、Facebookのメッセンジャーアプリで使用できる点です。表情も豊富なので、ものによっては自分に似てるスタンプが見つかるかもしれません♪

みなさんもぜひ、それぞれのアプリでアバター制作にチャレンジしてみてください!

LINEのアバターは特に、顔の特徴を捉えて絵に反映させる練習にもなります。似顔絵の上達に繋がるのでおすすめですよ(﹡ˆ-ˆ﹡)

 

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