スピリチュアリストの江原啓之が、現代社会でさまざまな悩みに直面している人たちに温かい“ことば”を届けるTOKYO FMの番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」 https://tfm-plus.gsj.mobi/news/index.html?ctg=%E6%B1%9F%E5%8E%9F%E5%95%93%E4%B9%8B。今回は、遠方に暮らす老いた両親の介護について悩む相談者のエピソードを紹介。江原が“ことば”を届けました。



◆老いた両親が施設入居・ヘルパーを拒否…

「遠方に住む(車で7時間)田舎の両親のことで悩んでいます。父が85才、母が86才、二人で暮らしています。母は歩行もやっとで、長時間同じ姿勢でいることも難しく、座ったり横になったりの生活。認知症は年相応で少し物忘れがある程度です。お金の管理は出来ません。トイレやお風呂は自分で入れます。その分、父は元気で認知症もなく、母に代わって家事を全部していました。その父が最近入院をして、退院後、背中の痛みからほぼ1日横になっている状態です。背中の痛みで長時間座っているのが難しいようで、好きだったパチンコもあきらめ、病気の影響で「重い物は持っていけない」と医師に言われ畑もあきらめ、毎日横になってテレビを観ているだけの生活です。

私は主人と2人暮らしで私たちのところに来ることを勧めたのですが断られました。介護施設に入るのも拒否し、ヘルパーなどの介護サービスを受けるのも嫌がり、今2人で何とか生活できているからまだ大丈夫だと言っています。父は頑固です。そんな両親を2人だけで生活させていていいのかと今、悩んでいます。いっそのこと私1人が実家に戻り向こうで仕事を見つけ、一緒に生活しようかと思ったりもしています。今はその方法しか思いつきません。主人は、反対はしませんが賛成もしていません。両親の近くに頼れる親戚や兄弟もいません。どうしたらよいのでしょうか」

◆江原からの“ことば”

「こういう悩みは日本だけで、海外では年老いて、子どもに頼ろうという人はあまりいない気がする。国によってサービスが整っているのかどうかわかりませんが、それぞれが自ら施設に入ったりしている。倉本聰先生の『やすらぎの刻』というドラマにもありますが、施設に入ったりすることが普通だと思うんです。だから(面倒を)見る側というよりも、(施設に)行く側の方の覚悟が日本人には足りないのではないか。

私も子どもたちに見てもらおうだなんて、これっぽっちも思っていない。これっぽっちも思っていないのに、ヨロヨロと家の中でいつまでも頑固に暮らされたら、子どもとしては困ってしまう。だったら自分で“どこに入る”“ここに行く”と決めた方がいいし、もしくは“ここでどう死んでもオマエたちは気にするな”と言うことが大事。冷たいと思われるかもしれませんが、スピリチュアリズム上の意見からすると、自分たちでそう決めているのだから、それで何かが起きたときにも、親がそれでいいとしているのだから、子どもたちは自分で自分を責めないこと。

嫌なことを言いますが、転倒してその場で亡くなる。お湯を使っていたら火傷をしてしまう。火事になってしまう。そのときに“あのとき、助けていれば……”と思うかもしれないけど、それは“小我”。自分自身がいい子になりたいからだということをよく理解した方がいい。あなたも、もし実家に戻るのであれば“自分のためだ”と思ってください。みんな親のためだと思っている。違うんです。自分があとで後悔したくないからやっているだけ。すべては自分自身の問題。自分の中で腹を括って戻らないと決めたのであれば、どのような死に方でも、それはその人が良しとしたことなんだから、それを尊重しようと思うこと。これも尊重なのです。

リスナーの方で親の立場である方は、あとの人が困るから、自分のことをちゃんと決めること。ただ、子どもたちに迷惑がかからないようにする。例えば火事が出て……などということは迷惑がいく。そういったことで、施設に入るなら入る、と決めておくことが大事なのです」

◆江原啓之 今夜の格言

「老いるも学びなのです」

「天の国では、誰もが若々しいのです」

番組では、江原に相談に乗って欲しい悩みや感想、メッセージを募集しています。こちら http://www.tfm.co.jp/oto/index.php?catid=1117にどしどしお寄せください。

<番組概要>

番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り

放送日時:TOKYO FM/FM OH! 毎週日曜 22:00〜22:25

エフエム山陰 毎週土曜 12:30〜12:55

パーソナリティ:江原啓之

番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/