【禍々しい】って読める?読めない!「読みたい漢字ファイル」vol.33
その言葉を単独で差し出されたら読める人はほとんどいないかも?という、読めないけど読めたら自慢できそうな“難読漢字”をクイズ形式で紹介していきます。
今回は、コロナ騒ぎでよく見るようになったこちらの漢字。
同じ漢字の繰り返し系ですね。
「物々しい」「白々しい」など、それ系はよくあります。でも「禍々しい」はおそらく日常生活ではあまり使わない言葉なので、馴染みがないかもしれません。
「コロナ禍=コロナか」です。
「禍」には、災難、よろこばしくない事柄、不幸を引き起こす原因、といった意味があり、コロナ以外にも、「ペスト禍(ペストのパンデミック時)」、「戦禍(戦争による被害)」などと使われます。
疫病による災いで、世の中がざわついている、まさに今のような状態のことです。

本題に戻って「禍々しい」ですが、「コロナ禍」の「か」ではあっても、「かかしい」とは読みません。
「禍」のつくり「咼」には、螺旋状の、グルグルと巻かれたものという意味がありますが、もうひとつ、人の骨を表す場合もあるそうです。
この「咼」を神様を表すしめすへんと合わせて、神への生贄(いけにえ)や、神によってくだされた災いを表す漢字に。
ちなみに、古代のイヤリングやペンダントヘッドとして使われていた「勾玉=まがたま」ですが、これはただのアクセサリーではなく、災いを避けるためのお守りだったそうです。
曲がっているから「まがたま」となった説が有力ですが、「禍々しいできごと」から身を守るためのものであったことから、「まがたま」となったという説も…
というわけで、読み方、ピント来ましたか?

では正解は…

「禍々しい=まがまがしい」です。
新型コロナウイルス、色々と「禍々しい」噂が飛び交っていますね。
最近ツイッターでも話題になっていた「コロナ鍋=コロナなべ」は、「禍」と「鍋」を間違えて? あえて? 使ったもの。
ここから「コロナ渦=コロナうず」、「コロナ蝸=コロナかたつむり」などに発展して、緊張感みなぎる日々の中、ちょっと笑える漢字ネタになっていました。
良い解決法が見つかってコロナ禍が無事過ぎ去り、「コロナ過」と呼べるようなふつうの毎日が、早く戻ってきますように。
では次回をお楽しみに…
まとめ/伊波裕子
こちらの漢字は読める?↓
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