なぜ“マヨネーズ味のアイス”誕生? 社内では反対も

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森永乳業は9月23日、チョコバーアイス「チェリオ」の新商品として、「カロリーモンスターチェリオ クリーミーマヨネーズ味」を発売した。マヨネーズ味のアイスという奇抜な商品だが、なぜこのようなモンスターが生み出されたのか、開発担当者が語った。

「カロリーモンスターチェリオ クリーミーマヨネーズ味」は、マヨネーズアイスに板チョコタイプのホワイトチョコを入れ、クッキー入りのホワイトチョコでコーティングしたバーアイス。マヨネーズ味のアイスは日本初だという。同社は「300kcalオーバーのエネルギーによるこってり濃厚な味わいで、しっかりとした満足感を感じていただけます」と自信を示している。

今回、開発に携わった社員の一人、「チェリオ」と同じ1984年生まれの冷菓マーケティンググループ・橋川淳一さんは、開発の狙いを次のように語っている。

「カロリーモンスターチェリオ」シリーズは今回が第2弾の商品となるが、今春発売した第1弾「カロリーモンスターチェリオ トリプルチーズ」に続く商品の投入を決めたのは、「近年では健康を意識した食品が支持を集めるなかで、反対に『好きなものを我慢せず 思いっきり食べたい』というニーズもあるのではないかと感じていました」「(第1弾が)ご好評を頂き、お客さまに満足感と元気を提供できたという手ごたえを感じたので、このたびシリーズ第2弾を発売することになりました」と説明。

そして、なぜ「マヨネーズ味」なのかについては「マヨネーズといえば『カロリーが高いけどおいしい』というイメージがあるからです。実際にアイスに混ぜてみると想像以上においしいことを発見し、社内の反対をおさえて開発に踏み切りました!」と語った。