日本男子初の連覇を果たし、金メダルを手に笑顔の桃田(AP)

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 ◇バドミントン世界選手権 男子シングルス決勝(2019年8月25日 スイス・バーゼル)

 バドミントン世界選手権は25日、男子シングルス決勝が行われ、世界ランキング1位の桃田賢斗(24=NTT東日本)が、同9位のアンダース・アントンセン(22=デンマーク)を21−9、21−3の2−0で下し、日本勢男子初の大会連覇を果たした。大会連覇は世界でも史上4人目の快挙。この日行われた女子ダブルス決勝戦で永原和可那(23)、松本麻佑(24)組(北都銀行)が全種目を通じ日本勢初となる連覇を達成したばかり。快挙に続く快挙で五輪前哨戦を最高の形で終えた。

 桃田はこの試合まで全5試合を1ゲームも落とさず決勝戦へ。省エネで勝ち進み「全部2―0で勝つくらいの勢いを持ってコートに入れたら」と語っていた。アントンセンとは過去3勝1敗。バトミントン強国・デンマークの若手にも難なくストレート勝ちを収めた。

 第1ゲームは立ち上がり3連続失点も、粘り強くラリー戦に持ち込み流れを引き寄せ、2−6の劣勢から怒涛の8連続得点で10−6と一気に逆転した。正確なショットで前後に相手を振りほんろう。11−8から再び9連続得点でマッチポイントとし、21−9で圧勝した。

 王手をかけた第2セットは4連続得点で主導権を握り、1失点後はチャレンジにも成功し7連続得点で11−1でインターバルへ。緩急巧みに操り相手のミスを誘い、21−3でストレート勝ちを収め、日本男子初の快挙を手にした。

 桃田は昨年の同舞台で日本男子初の決勝に進み、頂点に君臨。過去には中国、インドネシア、デンマークの強豪国のみが手にしていた金メダルを初めて手にしていた。