ガンダムみたいなマウス? ただのマウスとは違うのだよ1944通りの形状に変更できる驚異のマウス
かくいう筆者もそうだが、一度マウス操作に慣れてしまうと、なかなか手放せなくなる。
マウスは、画面のカーソルを動かしてポイントを選択するツールだが、値段は数百円のものから数万円もする製品まである。
そもそもマウスの良し悪しとは、どこで決まるのだろうか。
たとえば、マッドキャッツが2016年2月19日に発売したゲーミングマウス「R.A.T. PRO X Ultimate Gaming Mouse」(以下、R.A.T. PRO X)は、希望小売価格2万7,000円(税込)と、まぎれもなく高価な部類に入るマウスだ。
こうしたマウスには、価格が高い理由がある。
■マウスの用途は、センサー方式で決まる
現在主流のマウスは、センサー方式(光源)の違いで下記に分類できる。
・光学式(オプティカル式)
・レーザー式
光学式マウスは、主に赤色LEDを使い、反射したLEDの光を検知して動作する。
したがってマウスパット上では快適に使える均一にLEDの反射を検知できない場所では性能を発揮できない。
低価格で販売されているマウスは、ほとんどがこの光学式と言ってもよい。
用途としては、使う場所が固定するビジネスパソコンなどに適している。
レーザー式マウスは、座標検知にレーザー光線を使うマウスだ。
反射してきた光を検知する点は光学式と同じだが、光学式のように反射する素材を選ばず正確に検知ができるので、マウスパットが無い場所でも快適に利用できる。
高価なマウスには、レーザー式が多い。
用途としては、素早い操作を要求されるゲームユースに適している。
■マウスの性能は、センサーで決まる?
マウスは、センサーの性能で決まるといっていい。
具体的には、下記の3つで決まる。
・最大解像度
・最大加速度
・トラッキング性能
最大解像度は
「読み取り解像度」「トラッキング解像度」「分解能」「カウント」と言われるものだ。
安価なマウスは、400dpi
ゲーミングマウスは、2000dpi以上
と、明らかな性能の違いがある。
dpiとは、dots per inchの略で、1インチの中にどれだけのドットを表現できるのかを表している。
たとえば、
400dpiは、1インチに400ドット
2000dpiは、1インチに2000ドット
を精度で検出できる。
つまり、2000dpiのマウスは、より多くのポイントが検知できるので、細かい操作ができるというわけだ。
最大加速度は
センサーが認識できるマウスを動かした際の加速度をあらわす。
この加速度を超えてしまうと、マウスカーソルが飛んでしまうなどの不具合が起こる。
トラッキング性能は
マウスを素早く動かしたときに正確に認識できる能力をあらわす。
ゲーミングマウスは「最大解像度」「最大加速度」「トラッキング性能」のすべてが普通のマウスよりも高い精度を実現しており、より細かいポイントを認識、検知できるというわけだ。
■1944通りの形状変更が可能なゲーミングマウス
さて、2万7,000円(税込)のPCゲーム用マウスR.A.T. PRO Xだが、ただセンサー性能が高いだけでない。
R.A.T. PRO Xは、ガンダムやSFロボットのように、パーツの調節やオプションパーツの選択によって、1944通りの形状に変更が可能となるのだ。
・スクロールホイールテンションのクリック感有無
・パームレスト長さ調節3通り
・パームレスト傾き調節3通り
・マウスフィート2種類
・スクロールホイールリング3種類
・パームレスト3種類
・ピンキーグリップ3種類
・サムレスト2種類

1944通りの形状に変更できるR.A.T. PRO X
R.A.T. PRO Sは、 R.A.T. PRO Xのデザインを踏襲しながら、購入しやすい価格を実現した普及版マウス。
3パターンのプロファイルを記憶できるオンボードメモリを搭載している。
さらにパームレストの長さや傾きを調節することもできる。
センサー部は、 PixArt社 PMW 3310 オプティカルセンサーを搭載している。

R.A.T. PRO S
マウスを購入する際は、センサーにも注目してみよう。
本格的な「ゲーミングマウス」でなくても、今より快適なマウス操作ができるようになるかもしれない。
ITライフハック 関口哲司
