ナタリー・コール

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昨年末に亡くなったR&Bシンガーのナタリー・コール。「キング」の愛称で親しまれたジャズミュージシャン、ナット・キング・コールの娘でもある彼女は、何度もグラミーを受賞しており、中でも父の曲をカヴァーした「Unforgettable」ではキングの音源と彼女の歌声を重ねる形で親子として"共演"を果たし、グラミー賞の最優秀楽曲賞も獲得していた。そんな彼女の遺族は、今月15日(月)にロサンゼルスで開催された第58回グラミー賞授賞式におけるナタリーへの対応を快く思わなかったようだ。米Varietyなどが報じている。

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グラミー賞では毎回、その一年に亡くなったミュージシャンやプロデューサーといった音楽関係者に追悼の意を表す企画が用意されている。今年の授賞式でも追悼ビデオが流され、数多くの今は亡き人々に混じって、ビデオのラストで、父と"共演"した時のナタリーのパフォーマンス映像が流された。

しかし、ナタリーはビデオが流されただけだったのに対し、同じく今回追悼されたデヴィッド・ボウイやレミー・キルミスター、B・B.・キングにはそれぞれ個別のパフォーマンスがあったため、遺族は扱いの違いに不満を感じたようだ。「あの全く期待外れで失礼な追悼には言葉もありません。伝説的な存在である私の姉妹に対し、敬意が足りなすぎます」と、ナタリーの姉妹は米Entertainment Tonightに対して、憤りを露にした。

加えて、ナタリーの息子であるロバート・アダム・ヤンシーも「ここにいるのは、40年以上この音楽業界に貢献し、グラミー賞では21回ノミネートされ、そのうち9度受賞した女性です。彼女は1分半のトリビュート以上に値します。彼女の偉業を過小評価するのは、恥知らずなこと。私たちは、ずっと変わらず応援してくださる世界中のファンや、母が遺したものに慰められています」と、やるせない思いを明かしている。

彼女のファンである、トニー・ブラクストンやホリー・ロビンソン・ピート、リー・ダニエルズらセレブリティもナタリーへの敬意不足に関してソーシャル・メディアで不満を表している。

ナタリーは、シンガーとして「This Will Be」や「I Live for Your Love」などのヒット曲で知られ、R&Bだけでなくジャズを歌うことでも人気を博していた。近年では女優としての活躍も目立ち、人気TVシリーズ『グレイズ・アナトミー』や『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』にゲスト出演していた。(海外ドラマNAVI)

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