UAEでは27日から28日にかけ、国際スポーツカンファレンスとグローブ・サッカー・アワードが開催されている。欠かせないのが、リオネル・メッシだ。第10回となるグローブ・サッカー・アワードの2015年最優秀選手に選ばれた。昨年の受賞者であるクリスティアーノ・ロナウドや、ユヴェントスの主将ジャンルイジ・ブッフォンを制しての受賞だ。

メッシがスター中のスターに再び選ばれたのは、バルセロナの功績でもある。ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が最優秀会長に選ばれ、バルサは「ベスト・メディア・アトラクション」にも選出された。昨季の見事な3冠達成、そして最近もクラブ・ワールドカップ(W杯)を制しており、当然だ。

だが、バルセロナだけではない。アンドレア・ピルロ、フランク・ランパードというMLSの2人のレジェンドも、グローブ・サッカー・アワードの最優秀キャリア賞に選ばれた。授賞式で大きな拍手を受け、ピルロは次のように述べている。

「この賞をいただけてうれしいよ。僕は満足に満ちたキャリアを送ってきた。忘れられない素晴らしい瞬間がたくさんあった。サッカーをして勝てるものはすべて勝ち取ってきたと思う。W杯優勝はサッカー選手にとって最も素晴らしいことであり、優勝できた僕は幸運だよ」

ほかには、アジアチャンピオンズリーグ決勝のセカンドレグで笛を吹いたウズベキスタンのラフシャン・イルマトフ主審が最優秀審判に選出。C・ロナウドやジョゼ・モウリーニョ監督の代理人であるジョルジュ・メンデス氏が、6年連続となる最優秀代理人賞を受賞している。

最優秀監督に選ばれたのは、ベルギーをFIFAランク1位に導いたマルク・ヴィルモッツ監督だ。バルセロナのルイス・エンリケ監督を制しての受賞となった。