岸田文雄首相は8月に開いた「新しい資本主義実現会議」で、最低賃金を2030年代半ばまでに全国加重平均で1500円とする目標を掲げた。23年度の最低賃金が従来の政府目標の全国加重平均1千円を達成したことを受けた対応だ。 物価高が続き消費が伸び悩む中、今後の焦点は首相が検討を表明している経済対策などで、いかに企業が原資を確保し、賃上げに繋げられるよう支援するかだ。 最低賃金について、政府はこれまで、第二次