中国政府・国防部は2月26日、同国の中国航空工業集団公司が開発を進めてきたステルス戦闘機J−20(殲−20)を含む主力機を紹介する動画を公開した。(写真は国防部発表の26日付発表の「勇者の天空」から)

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 中国政府・国防部は2月26日、同国の中国航空工業集団公司が開発を進めてきたステルス戦闘機J-20(殲-20)を含む主力機を紹介する動画を公開した。動画では、中国機が島の上空を飛び、航空機や艦船を破壊する様子や、空中給油を行う様子も紹介されている。中国海軍の尹卓少将は同動画に関連して、J-20は間もなく配備されると説明した。

 動画名は「勇者の天空」。約6分半の作品で、中国軍戦闘機のJ-11(Su-27)、J-10、戦闘爆撃機のJH-7、爆撃機のH-6、早期警戒管制機のKJ-2000、KJ-200などに加えて、ステルス戦闘機のJ-20や輸送機のY-20も登場する。

 J-20は中国航空工業集団公司が開発を進めてきた。初飛行は2011年1月とされる。J-20の諸元については不明な点が極めて多い。現在のところ、空戦能力以外に対地・対艦攻撃能力も備えており、多彩な任務を遂行できるマルチロール機と見られている。

 ステルス性については米国のF-35以上とする見方もあるが、確固たる根拠があるわけではない。

 尹少将はJ-20は間もなく配備されると説明。同機の配備は中国空軍の装備が、ステルス性能、デジタル飛行管制システム、アビオニクス、アクティブフェーズドアレイレーダー、運動性能、(水平線以遠を観測する)OTHレーダー、攻撃能力などすべての面で新たな段階に到達したことを意味するという。

 国防部が公開した「勇者の天空」では、中国機が海上を飛行し、島の上を低高度で飛行したり、航空機や艦船を破壊したり、空中給油を行う様子も紹介された。(編集担当:如月隼人)(写真は国防部発表の26日付発表の「勇者の天空」から)