Googleは2011年から世界中のフライト情報を検索できる「Google Flights」を提供してきましたが、そのパワーアップ版ともいえるサービスを2月25日から提供開始したことを発表しました。Google Flightsは出発地と目的地を入れて検索すると、価格や乗り継ぎ条件からベストと思われるフライトを素早く表示するサービスです。

Official Google Blog: Get away with Google Flights

http://googleblog.blogspot.jp/2015/02/get-away-with-google-flights.html

Google Flightのページを開くとすぐに検索用の画面が表示されます。上部には位置情報をもとにした出発地があらかじめ入力されていること以外は、行き先や日時、人数、座席のクラスを指定するのは一般的なフライト検索サイトと同じ流れです。

座席のクラス指定では、エコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネス、ファーストの中から条件を指定することが可能。

出発地や行き先を指定する際は、まず検索窓に都市名を入れ、表示されるプルダウンメニューから選ぶことが必要。文字を入れてEnterを押してもエラーが表示されて検索が失敗するので要注意です。

目的地を「パリ(全ての空港)」に設定すると、即座に候補となるフライトが表示されました。ここからさらに細かい条件を指定してフライトを絞り込んで行きます。

・乗り継ぎ/経由

直行便から乗り継ぎ2回まで選択が可能。

・料金

フライトをチケット料金で絞り込むことが可能。金額は、路線に応じたものが表示されるようになっています。

航空会社

希望の航空会社をアライアンスごとに選べるほか、チェックマークを使って個別の航空会社を複数選択することもできます。

・時刻

フライトの出発/到着時間を往路/復路ごとに絞り込むことが可能。旅程のプランを立てるのに便利です。

・その他

フライトの所要時間や、経由地で絞り込むこともできます。

このように条件を指定して絞り込まれたのが以下の画面。よく見ると、「おすすめのフライト」と「それ以外のフライト」に分かれています。

「おすすめのフライト」は、料金、所要時間、経由地数のほか、サービスや手荷物料金などを総合的に考慮してピックアップされたものとなっているようです。

絞り込みエリアのグラフアイコンをクリックすると、予定日前後の料金がグラフで一覧表示されるので、最も安い便をカンタンに見つけられるようになっていました。

検索結果には、日本国内の路線ももちろん表示されるほか……

アメリカからフランスなど、世界中の路線を検索しまくることも可能になっていました。

なお、Google Flightの面白いところは、都市名だけでなく「ヨーロッパ」や「アフリカ」などのように地域名で行き先をざっくり指定できるところにあります。以下の画面では「南アメリカ」を指定して検索してみたところ、南米大陸の地図と一緒にブラジルやアルゼンチン、コロンビアなどの都市がリスト表示されました。

このユニークな検索方法についてGoogleは、「旅行の行き先を考える時、54%の人は具体的な行き先を決めずに検索しているため」と解説しています。最初にざっくりとした方面だけを指定して、そこで表示された都市名の中から興味のある場所をピックアップするような探し方が可能になるのが新しい機能といえそうです。