中村俊輔 (photo by KIMINORI SAWADA)

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今月23日に行われる横浜F・マリノス×マンチェスター・ユナイテッド戦を控え、13日、TBS「S1」では『香川&俊輔 日本代表「新旧10番対談」』と題し、中村俊輔香川真司による対談の模様を放送した。

現在、日本代表の10番を背負う香川は、「俊さんがずっとつけていた番号ですし、日本の歴史だったり重みを感じる番号だったんで、それに対してプレッシャーが強かったですけど。これまでになかった自分を表現できたらいいなっていう」と語り、これまで10番を背負ってきた俊輔は、「真司みたいな選手が代表で10番をつけていると、新しい10番像ができている感じで、応援したくなりますよね」と目を細めた。

そんな新しい“10番像”について、「チームの司令塔という、そういうイメージがあったんですけど、メッシだったり、点を獲る選手がつけつつある時代というか、どっちかというと、そっちタイプに近いと思ってるんで、新しいものを作っていければ」と意気込んだ香川は、先輩・俊輔に対し、「俊さんは同じ10番を背負って、その時の精神的な・・・、コントロールする上で大事なこと。どうしても、マンチェスターっていうだけで、すごく日本のメディアは色んなことを求めて、そこで自分は一皮むけてないところがあると思ってるので、代表においての色んなプレッシャーの中での心構えというか、これまでどうだったのかなというのを聞いてみたい」と質問を投げかけた。

だが、俊輔は、「答えられないですね、そんなの。(香川は)マンUでプレーしている選手ですよ」とキッパリ。それでも「多分、求められているものが高いというプレッシャーはあると思います。僕の場合は、代表が大好きというか、いきたくてしょうがないっていう感じで。10番のユニフォームがロッカーに飾ってあるだけで、“俺のもんだ”みたいな感じで。それだけでモチベーションになった」と、香川に“楽しむ”ことを勧めた。