バルセロナとレアル・マドリーが狙うブラジルサッカー界の宝石、サントスFWネイマールの父親が、息子の去就に関する現状を「テレビドラマ」と称し、「うんざり」だと話している。

サントスは1800万ユーロ(約24億円)、2200万ユーロ(約29億円)と、バルセロナからの2度のオファーを断った。この駆け引きに明らかに苛立った様子のネイマール父は、「コンフェデレーションズカップの間は交渉しない。息子はセレソンだけに集中したいんだ」と、サントスに“最後通告”を突きつけている。

2014年にフリーでネイマールを失う恐れがあるサントスは、夏の売却で最大限の移籍金を得ようとしている。そのサントスの動きに、ネイマールサイドは苛立っているようだ。ブラジルメディアによると、バルサの派遣団はスペインへ戻る前に、提示額を2500万ユーロ(約33億円)に引き上げたという。だが、サントスは時間をかけており、ネイマールの父は重圧を高めようとしているようで、「このテレビドラマはもうやめよう。息子の“競売”は誰にも許さない」と話している。

ネイマールはバルセロナと個人的に合意に至っているとも言われており、バルセロナからの最後のオファーをサントスに受けさせるか、フリーで移籍を決められる1月を待つかという、明確な戦略を持っている。

6300万ユーロ(約83億円)という違約金のすべてを手に入れようとしているサントスのフロントは迷い続けている。それは、レアルが5000万ユーロ(約66億円)前後を用意していると言われていることもあるからだろう。レアルはさらに、選手とバルサの事前合意を破棄させるために、バルセロナに4000万ユーロ(約53億円)を支払う用意もあると言われている。

つまり、サントスはネイマールをレアルに売りたいようなのだ。だが、選手とその家族はバルセロナを選んでいると見られる。FWリオネル・メッシを筆頭に、バルセロナは両手を広げてネイマールを待っているのだ。