世の中のクルマには、デザインが美しかったり、高性能であったり、あらゆる特徴を持ったクルマが多く存在しますが、その中でも珍車と呼ばれる種類のクルマが意外と多く存在します。


それらのクルマの多くは、時代の流れや、製作者の気まぐれなどで今一つ売れ行きの悪かったクルマが殆どで、中には名前を聞いたことの無いクルマまでいます。


インターネットで検索してみると世界のひどいクルマ達ランキングというものがあり、その第64位にランクインしているのが、モース オステンタティーン オペラ。


1967年にブルース・モースと言うボートメーカーの創立者が自分自身のためにクルマを作ったのが始まりと言われています。


見た目が酷いというより、突っ込みどころ満載のこのクルマは色んな意味で凄いです。


まずはその見た目ですが、ロールスもビックリな大きなフロントグリルに、子供のおもちゃのようなフォルム。



そして驚くのは後部から屋根にかけて大きく開くドア。
つまり乗り込むのは後ろからと言う事になります。



乗降は後ろからしか行えず、さらにセンターウォークスルーを採用したため、乗車定員は4名。


搭載されるエンジンは5.0L V8に3速ATを組み合わせ、195馬力を発生します。


驚くのはそのスタイリングやインテリアだけではありません。
写真では分かりづらいかもしれませんが、実はこのクルマはとんでもない大きさで、全長6250mm、幅2280mm、車重は2.6tあります。


数字だけ見てもピンとこない方は、標準ボディのマイクロバスと言えばどれくらいのサイズかお分かり頂けるでしょうか?



写真はトヨタのマイクロバス、コースターの標準ボディ。
寸法は全長6255mm 全幅2035mm 車重は標準ボディDELUXEグレードで3.2t。


つまり全長はオペラとほぼ同じで、幅はコースターの方が狭いくらい。重量はコースターが約500キロ重くなっています。


写真からは想像もつきませんね?


でもこのマイクロバスサイズのモース オステンタティーン オペラは4人しか乗れません。一方のコースターは26人乗れます。
このサイズで4人乗りでは、珍車となってしまうのも頷ける気がします。


(井元 貴幸)



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