日本ではなぜ「下水油」が食卓に出ないのか(2)=中国メディア
中国メディア・人民網は「日本は『地溝油(下水油)』をどのようにして『宝』に変えているか」という評論記事の中で、行政だけではなく企業なども積極的に廃油回収に取り組んでいることに注目、具体例を挙げて紹介した。
富山市の富山BDF株式会社は78カ所の回収ステーションを設置し、回収した廃油から1日約3800リットルのバイオディーゼルを生産、日本初となるバイオディーゼル専門の給油所を建てたと紹介。副産物も発電所の燃料として使用できるとした。
また、埼玉県の有限会社丸新が、回収した廃油からタイヤやペンキなどの生産材料を、栃木県の株式会社吉川油脂が、工業用油脂や石けん、飼料などを生産したことを紹介した。
さらに、これらの企業が「商売のために命を害することはしない」といった強い社会的責任感を持ち、リサイクル型社会づくりに貢献するという理念を掲げていることを挙げ「日本で廃油が食卓に出回らない大きな原因は、企業が進んだ理念を持っているからだ」と論じた。(編集担当:柳川俊之)
