担当M(以下M):北朝鮮戦、ウズベキスタン戦と連敗したものの、日本代表は最終予選進出を決めました。ここまでのザッケローニ監督の評価は何点ですか?

ラモス(以下R):僕はあまり人を点数で評価するのは好きじゃないよ。どうしても、というなら90点かな。

M:お、ホームで負けたのに結構甘い点数ですね。

R:ずっと勝ってたんだから、こんなときもあるよ。負けた途端にいろいろ揚げ足を取るみたいに批判するのはよくないでしょう。ただ、確かにザッケローニ監督がこうすればよかったというのもあるけどね。

M:まずウズベキスタン戦でいえばどこでしょうか。

R:僕は宮市を使ってよかったと思いますね。乾が出た時点でもう宮市の出番はなくなったと思ったけれど、こういう試合で出してこそ、どこまでやれる選手なのかハッキリするんだから。アイスランド戦でゴールを決めた前田を外してでも招集した選手というのなら、真剣勝負だけど結果が大きく影響しないというせっかくの機会だったのに。それから、アイスランド戦のときには「代表の雰囲気を味あわせるために呼んだ」とザッケローニ監督は久保について言っていたけど、どうせなら使ってみてもよかったと思います。

M:若い選手の起用については慎重ですね。久保選手は宣言していたとおりでしたし、宮市選手の前に、まず乾選手の方を先に試したというかんじでしょうか。采配についてはいかがでしょうか。

R:最終予選のためにとっておいたのかもしれないけど、もっといろいろなバリエーションを見せてもよかったんじゃないかな。ウズベキスタン戦では4-3-3にしてもよかったと思うし。

M:あとは3-4-3のシステムがまだあまり形になっていません。

R:4-2-3-1はアジアカップのときに結果を出したんだから、あとは状況に応じて何をするかということでやればいいでしょうね。ウズベキスタン戦ももっと試してよかったでしょう。だけど、一番の問題はザッケローニ監督じゃない。

M:と言うと誰ですか?

R:監督がいろいろ試すと言っている間に頑張ってない選手たちです。全体のバランスを崩さないことばかりで、自分の良さを出してないよ。アイスランド戦とウズベキスタン戦でアピールしたのは槙野だけでしょ? 国内組は大人しいし、海外組もとても自分のライバルを沈黙させるプレーじゃなかった。ウズベキスタンの選手はここぞとばかりにアピールしてたよ。6月はもっとぴしっとプレーしないと、予選ってそんな甘いもんじゃないんだからね!!