紙おむつ

写真拡大

2026年6月21日、香港メディアの香港01は、中国の有名ブランド紙おむつから有毒物質ホルムアミドが検出されたとの報道に対し、メーカー側が不検出を証明したと報じた。

記事は、中国で米国ブランドの「ハギーズ(Huggies)」や中国ブランドの「碧芭宝貝(BIBAbebe)」、「Babycare」といった有名ブランドの乳幼児用紙おむつから有毒物質ホルムアミドが検出されたとの疑惑が浮上したと紹介した。

そして、発覚の経緯として18日に経済参考報などのメディアが、一部ブランドの紙おむつ使用による乳幼児の皮膚症状や、サンプリング検査および生物学的サンプルからホルムアミドが検出されたと報じていたことを伝えた。

その上で、疑惑を受けて3ブランドが21日に相次いで緊急再検査の結果を発表し、いずれもホルムアミドが検出されなかったと報告したことを報じている。

記事によると、ハギーズは全シリーズの再検査で不検出を確認した。Babycareは欧州REACH規則や業界規格に基づき23製品などで不検出の結果を得たとし、碧芭宝貝は原料から完成品まで二重検査を実施し安全性を確認したという。

記事は、ホルムアミドが欧州REACH規則で生殖毒性を持つ高懸念物質に指定されていること、そして正規の原材料と工程を用いれば本来は紙おむつの生産過程で発生しない物質であることを指摘した。

一方、この件について中国造紙学会が「メディア報道には具体的な数値や検査機関といった重要情報が欠けており、他の摂取経路を排除して生物学的サンプルの結果を紙おむつと結びつけるのは、科学的根拠に乏しく信頼性に欠ける」との声明を出したことを併せて報じている。(編集・翻訳/川尻)