ゴリアット

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 キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(7月25日、アスコット競馬場・芝2390メートル)と同じ舞台で行われる前哨戦、ハードウィックS・G2が6月20日、12頭立てで行われた。結果に伴い、欧州のブックメーカーのオッズに変化が現れた。

 ゴール前で短頭差かわされ、2着だったカルパナ(牝5歳、英国・アンドリュー・ボールディング厩舎、父スタディオブマン)。ウィリアムヒルでレース前は9倍で4番人気だったが、11倍で5番人気タイに評価が落ちた。

 3着だったが、評価が上がったのはゴリアット(セン6歳、仏国・フランシスアンリ・グラファール厩舎、父アドラーフルーク)。ゴール前で鐙(あぶみ)が外れるアクシデントがあり、追えない場面があってのもので、力負けではない。2024年の覇者はレース前は17倍で12番人気タイだったが、11倍で5番人気タイに浮上する形となった。

 1番人気は連覇がかかるカランダガン(セン5歳、仏・フランシスアンリ・グラファール厩舎、父グレンイーグルス)で3・5倍。クリストフ・ルメール騎手が騎乗するマスカレードボール(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ドゥラメンテ)が、2番人気で4・5倍。昨年のジャパンCの1、2着馬が評価されている。

 3番人気はミニーホーク(牝4歳、愛・エイダン・オブライエン厩舎、父フランケル)で6倍。プリンスオブウェールズSで2着になり、復調を示した。

 英ダービーで「スタートが公正でなかった」として出走取り消しとなったベンヴェヌートチェッリーニ(牡3歳、愛国・エイダン・オブライエン厩舎、父フランケル)が、9倍で4番人気となっている。

 天皇賞・春で2着のヴェルテンベルク(牡6歳、栗東・宮本博厩舎、父キタサンブラック)は41倍。ハードウィックSでジアヴェロットを勝利に導いたオイシン・マーフィー騎手との初コンビで臨む。

 なお、ジアヴェロット(牡7歳、英国・マルコ・ボッティ厩舎、父マスタークラフトマン)は”キングジョージ”には登録しておらず、参戦しない方向だ。

 ◆キングジョージ6世&クイーンエリザベスS 欧州の夏の中距離王決定戦でアスコット競馬場で行われる。2019、20年に連覇したエネイブルなど数々の名馬が勝っている。これまで日本調教馬は6頭が挑戦し、最高着順は2006年ハーツクライの3着。今年の総賞金は200万ポンド(約4億2209万円=フランスギャロの2026年レートで換算)で、1着賞金は113万4200ポンド(約2億3937万円)。