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オランダを訪問中の天皇皇后両陛下。陛下は、かつて上皇ご夫妻との交流が話題となった大学を訪ねられました。

■両陛下、ヨーロッパ最大の小児がんセンター視察

日本時間19日午後5時半ごろ、ヨーロッパ最大の小児がんセンターを視察された、天皇皇后両陛下。オランダ訪問最後の公式行事です。

18日、陛下はオランダで絵画をご覧になりました。日本でもたびたび展示されている、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」です。

陛下は以前、現地でこの絵画をご覧になったことがあります。

20年前、両陛下の長女・愛子さまとともにオランダで静養した際にも、皇后さまとともに鑑賞されたということです。

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■陛下、上皇ご夫妻も訪問された大学へ

また、ウィレム・アレキサンダー国王とともに訪問されたのは、国王の母校のライデン大学。陛下が車を降りられると…。

「陛下〜!」

日の丸を振っての歓迎に、陛下は優しく応えられてました。

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卒業時に、学生が壁に名前を書くことが伝統となっている部屋では…。

ウィレム・アレキサンダー国王
「これは私のいとこのサイン。そしてこれが、サインというより名前を書いただけだけれど私のもの。こちらは弟のもの」

国王の紹介を、陛下は興味深そうに聞かれていました。

■上皇ご夫妻も訪問“反日感情”和らげるきっかけの1つに

実はこのライデン大学、天皇皇后時代の上皇ご夫妻も訪問されたことがあります。その訪問時に起きた出来事が、オランダの“反日感情”を和らげるきっかけの1つにもなりました。

先の大戦で、旧日本軍は当時オランダの植民地だった現在のインドネシアを占領。民間人の抑留者や死者も多数出たため、日本に対するわだかまりは長く残っていました。

上皇ご夫妻は、その“歴史”に向き合い続け、当時のオランダ女王、ベアトリックス女王とともに向かった戦没者慰霊碑では、長い黙祷をささげられました。

■学生との交流が話題に…記念のプレートが今も

その後、訪問されたのがライデン大学です。女王とともに、徒歩で向かっている時のことでした。窓から顔をのぞかせていた学生のもとに近づき、立ち止まって気さくに会話をされたご夫妻。優しく手を振られる姿も…。

予定にはなかったというこの学生との交流は、オランダ中で話題に。その場所には今も、記念のプレートが大切に残されています。

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そんな、上皇ご夫妻の“真摯に向き合う姿”がオランダの人たちの心を徐々にとかしていき…。

両陛下にも受け継がれ、いまの日本とオランダの友好関係につながっています。

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今回のライデン大学の訪問で、大学関係者らと懇談もされた陛下。陛下と話した、日本について勉強している学生は…。

学生
「(陛下が)興味を持っている感じがあったのでうれしかったです。とても優しい方なので、本当にうれしかったです」

両陛下は20日にオランダをたち、ベルギーへと向かわれます。