中国で開発された海洋工事用スマート溶接ロボットシステムが運用開始
中国の海洋石油エンジニアリング大手である海洋石油工程は6月14日、中国で初めて開発された海洋工事用のフレキシブル製造スマート溶接ロボットシステムが天津で正式に稼働を開始したことを明らかにしました。
このシステムは、海洋石油天然ガスプラットフォームの高難度かつ個別仕様の大型構造物溶接向けに開発されたもので、設計寿命は20年、最大可搬能力は30トンに達し、中核になるソフトウェアと加工条件データベースでは100%の国産化を実現しました。
海洋石油工程のフレキシブル製造スマートロボット研究プロジェクト責任者である陳欣氏は、「プロジェクトチームは多くの技術上の難題を克服し、溶接部のAI画像認識や3次元レーザー画像によるスマート組立てなど、10項目を超える技術革新を実現した」と説明しました。
このロボットはワンタッチで自動溶接を実行できるほか、溶接軌道の自動補正や接合部のギャップ自動充填機能を備えています。
海洋石油工程の天津スマート製造基地のモジュール構造プレファブリケーション工場責任者である劉叡鋒氏によれば、同時に投入された自主開発のスマート研磨ロボットは、すでに累計で500本を超える形鋼母材の研磨作業を完了しており、画像認識による位置特定技術とリアルタイム荷重制御補正技術を活用することで、作業効率を15%向上させました。
海油工程天津スマート製造基地は現在までに、フレキシブル溶接、研磨、塗装などの工程を網羅する自動化生産体制を構築したとのことです。(提供/CGTN Japanese)
