徳島ヴォルティスは8日、高知ユナイテッドSCの吉本岳史監督(48)が来季から監督に就任することを発表した。

 吉本監督は2022年から24年まで高知を務め、25年はアルビレックス新潟でヘッドコーチを担当。高知指揮官を再び務めた今季はJ2・J3百年構想リーグで16位だった。なお徳島は今季9位だった。

 黒部光昭フットボールダイレクターは選出経緯を「日頃からハードワーク、球際、切り替えといったチームとしての戦い方のベースとなる大枠の部分については発信をしています。今回の監督選考にあたっては、そういったベースを選手に徹底させた上で、更にどういった戦術で現在所属する選手たちのスペシャルな特徴をどう活かすかを重視しました」と説明。また、「試合で勝つための戦術面はもちろん、その選択を突き詰めて徹底できる手腕を評価」したとも伝えている。

 吉本監督はクラブを通じて以下のようにコメントした。

「徳島ヴォルティスは、監督だけでなく、選手、スタッフ、そしてファン・サポーターの皆さまと想いを重ね、ともに闘い、ともに成長していくクラブだと感じていました。私が今、お約束できることは、この瞬間からチームのためにすべてを捧げ、全力を尽くすことです」

「戦術はあくまで選手を輝かせるための手段です。今いる選手たちの強みを深く理解し、一人ひとりの可能性を信じ、攻守にアグレッシブで、選手が躍動し、ピッチ上にまるで13人、14人いるように感じられる魅力あるフットボールを目指します。

そして、これまで築き上げてこられたクラブの良さを受け継ぎながら、新たな価値を加え、さらに力強く進化させていく。その決意を持って、この徳島ヴォルティスに来ました」

「スタッフ、選手、クラブ、そして12番目の選手であるファン・サポーターの皆さまが力を合わせれば、必ず素晴らしい景色を見ることができると信じています。勝つことも負けることも、すべてをチームの成長の糧に変えながら、皆さまとともに前へ進んでいきたい。そして、フットボールを通じて、皆さまが少しでも日常生活の中に楽しみを感じられるようなそんなチームをつくっていきたいと思っています」

「どんな状況でも共に前を向き、一緒に闘ってください。皆さまとともに、新たな歴史を共創できることを楽しみにしています。よろしくお願いいたします」