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 俳優の仲野太賀(33)が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)は5月31日、第21話が放送され、新章・第6章「播磨攻略編」の幕が上がった。

 <※以下、ネタバレ有>

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算65作目。“天下一の補佐役”豊臣秀長を主人公に、豊臣兄弟の絆と奇跡の下克上を描く。兄・豊臣秀吉役は俳優の池松壮亮が演じる。

 第21話は「風雲!竹田城」。羽柴秀吉(池松壮亮)と羽柴小一郎(仲野太賀)は荒木村重(トータス松本)に代わり、織田と毛利の間で揺れる播磨の攻略に当たる。難しい任務と思われたものの、村重の仲介で出会った姫路城代・小寺官兵衛(倉悠貴)が見事な手腕を発揮。播磨の国衆を織田方に付ける…という展開。

 1577年(天正5年)10月、羽柴兄弟は姫路城に入る。

 出迎えた官兵衛は既に当主・小寺政職(まさもと)を説得したと、姫路城を秀吉に献上。また赤松・別所双方に噂を流し、国衆をまとめた。

 半兵衛は居眠り。起こされると「実によい策でございます」。官兵衛は「知略の士として名高い竹中殿にかかれば、このくらいのことは当たり前で、退屈だということですかな」と尋ねた。

 半兵衛「人質を頂きとうござりまする。すべての国衆に、人質を、出させてくだされ」

 秀吉「確かにそれなら、上様への何よりの臣従の証しとなるのう」

 官兵衛「容易いことでございまする。まず初めに、このわたくしの嫡男、松寿丸(しょうじゅまる)を差し出しまする。さすれば皆も信じて、従いましょう」

 松寿丸の名前が初登場。SNS上には「(松寿丸をめぐる)2人の縁がここに始まる」「半兵衛の運命をも動かすあの子」「半兵衛をビンビンに意識しつつ、まだまだ若くて危うさ満載の自信家。実に幽閉前の官兵衛」などの声。反響を呼んだ。

 黒田官兵衛の嫡男・松寿丸は、のちの戦国武将・黒田長政。1578年(天正6年)、荒木村重の謀反に際し、官兵衛は説得を試みるも、摂津・有岡城に幽閉。織田信長は官兵衛も寝返ったとみなし、松寿丸の処刑を命じる。この時、松寿丸を救ったのが竹中半兵衛だった。

 1996年「秀吉」第21話「命の重さ」(5月26日)や2014年「軍師官兵衛」第21話「松寿丸の命」(5月25日)と過去の大河でも描かれたが、今作はどうなるか。