4回、右前打を放つ床田(撮影・北村雅宏)

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 「広島3−1日本ハム」(3日、マツダスタジアム)

 強力打線を丁寧に料理し、3勝目をつかんだ。広島・床田寛樹投手が6回7安打1失点の粘投で勝利に貢献。お立ち台に上がり「何とか粘り強く投げようと思っていました」と、充実の汗を拭った。

 三者凡退は二回の一度のみ。3点リードの三回1死二塁から水野に適時二塁打を浴び、なおも2死一、三塁のピンチを招くも4番・郡司を内角低めのカットボールで二ゴロに打ち取り、最少失点でしのいだ。「あそこでずるずるいかなかったのが、本当に大きかった」と流れを渡さなかった。

 開幕から4試合連続で白星に恵まれず迎えた、とある日の投手指名練習。キャッチボール中に「ナックルいきます」と宣言し、数球を投じた。試合では投げない球種だが、「指先に刺激を与えるイメージ。血が通っていく気がする」と狙いを説明。多彩な変化球を操る左腕らしい独特な調整法を施しながら、状態を上げていくと、4月28日・巨人戦で今季初勝利。以降は安定した投球でチームを支え、先発の柱としてフル回転している。

 この日は2つの暴投を記録するも、「モチのミスとは思ってないです。ワンバウンドを投げているのは僕なので」と、ブロッキングできなかった持丸を責めることは全くない。「(今日は)最低限だと思う。次はもっと抑えられるように頑張ります」と床田。連敗を止めた左腕の力投からチームの連勝街道が始まる。