「女子大生や教員まで性の奴隷に」中国の超エリート大学教授に大スキャンダル…「みだらな後宮づくり」が明るみに

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中国共産党は1949年に国共内戦に勝利し、中華人民共和国を建国すると、共産党と国家の幹部を養成する大学を首都・北京に開校した。それが中国人民大学である。通称「人大」。私は近くの北京大学に留学したが、「人大」の教授や学生のプライドの高さたるや、「北大」の比でなかった。

そんな「人大」でも、ひときわ著名だったのが「大儒」と仰がれた清国研究の権威・楊念群教授(62歳)だった。

学界に旋風を巻き起こしてきた教授の「素顔」

習近平政権がスローガンにしている「中華民族の偉大なる復興」に影響を与えた近代中国思想界の巨人・梁啓超(1873〜1929年)は、楊教授の母方の曽祖父。同じく初期の中国共産党の有名な活動家・楊度(1875〜1931年)は父方の曽祖父である。両者とも中国の歴史教科書に名を連ねている。

楊教授自身も、中国史を新たな視点から見直す「新史学運動」を起こし、学界に旋風を巻き起こしてきた。テレビ歴史解説などでもおなじみだ。

そんな楊教授のゼミ出身の女性・L博士(26歳)が、4月28日に突然、ネット上に実名で告発を行ったのだ。

「私は6年間にわたって、楊念群の性の奴隷にされてきました。そればかりか、計19万元(約440万円)も騙されて貢がされました。楊は大学キャンパスを狩り場にしていて、私と同様の目に遭って『後宮』に入れられた女子大生や女性教員は、十数人にも上っています。中には既婚者もいます……」

「オレは学術界のブラッド・ピット」

告発文は、あられもない楊教授との写真や資料も含めて計63ページに及んだ。生々しいSNSでの会話や、楊教授が週末の研究室や大学近くのホテルに女性を誘い入れていた証拠まで付いている。

L博士によれば、「後宮の女性」は3つのタイプに分類できるという。

第一が「リソース交換型」。楊教授は、目を付けた若手の女性研究者に、大学の教員ポストを用意したり、論文に賞を与えたりする代わりに「後宮入り」に合意させた。

第二が「学術ヘルプ型」。女子大学院生の論文指導などを親身になって行うフリをし、「後宮入り」を断れなくしてしまう。

第三が「洗脳型」。「オレは学術界のブラッド・ピット」と豪語し、巧みな話術で、世間を知らない若い女性たちを洗脳し、愛人にしていった。L博士もそうされたという。

この降って湧いたスキャンダルに「人大」は大揺れとなった。まず行ったのは、強力な共産党政権とのコネを使って、ネットやSNS上から、L博士の告発文及び関連する書き込みなどを徹底削除すること。その上で、「エロ大儒」をひっそりと退職させたのだった。

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週刊現代」2026年6月8日号より

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