自慢のターンで先制点を演出した佐藤。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 敵陣中央でアレクサンダーショルツの縦パスを呼び込む。左足でトラップした瞬間に前を向いた佐藤龍之介が、すかさずマルセロ・ヒアンに正確なパスを通す。

 5月10日に行なわれたJ1百年構想リーグの東京ヴェルディ戦。この試合を配信した『DAZN』で解説を務めた長谷川健太氏が、FC東京の佐藤の“ターン”を力説する。

「誰でもできるプレーじゃないんですよ。簡単にやっていますけど、意外と難しい」

 FC東京ほか、名古屋グランパスやガンバ大阪、清水エスパルスで指揮を執ったJリーグの名将は、具体的に言及する。

「後ろからの、なんか圧を感じて、前を向けない選手が多いんですよ。佐藤龍之介は、いとも簡単にパッと前を向ける。本当に、彼のこのターンの能力は凄いなと思います」
 
 さらに、自身が指導した選手を振り返る。

「岡崎慎司もターンが上手かった。ちょっとそういうのに似ているところがあるかもしれない。ターンが本当に上手かった。それは(久保)建英もしかり」

 日本代表のW杯メンバー入りも期待される19歳は、41分にはそのターンの技術を活かし、良質なラストパスで室屋成の同点弾をアシスト。チームはその後、途中出場の長倉幹樹の勝ち越し弾で、2−1の勝利を収めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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